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鰻とゴーヤの柚子胡椒和え(2人分)


7月7日は七夕。

短冊に歌や字を書き、書道の上達を祈った七夕の行事に因んで7月を文月(ふみづき)といいますが、二十四節気では「小暑」という“本格的な暑さの入口”にあたります。

今年の梅雨は雨が少なく気温も低めだったので過ごしやすかったですが、小暑ともなると肌がじりじりするほど日差しが強くなっていますね。そんな酷暑の季節におすすめの食材は、鰻。

鰻は、皮膚や粘膜の潤いを保つビタミンAをはじめ、ビタミンB1・B2・Eといったビタミン類に富んできます。また、動脈硬化の予防や学習・記憶能力の向上などに効果があり、抗酸化作用が強いDHA・EPA、そしてカルシウム・鉄・亜鉛といったミネラルも豊富な嬉しい食材です。

今夏の土用・丑の日は、7月22日と8月3日の2回。夏バテ予防に一役も二役も買ってくれそうですが、鰻の稚魚の不良が続く中、日本鰻は今年2月に絶滅危惧種に指定され、国際的にも同じような動きが懸念されています。

大伴家持が万葉集にも鰻を詠んでいるように、私たち日本人が太古の昔から愛してやまない鰻の食文化が絶えないようにしたいですね。

今回は鰻との相性抜群でビタミンCが豊富なゴーヤと組み合わせ、食欲を増す柚子胡椒和えをご紹介しましょう。

材料

  1. 鰻の蒲焼き 1串(100g程度)
  2. ゴーヤ 1本(中)
  3. 酒 大さじ1/2
  4. 塩 少々

 

  1. ☆合わせダレ☆
  2. 醤油 大さじ1/2
  3. 酢 大さじ1/2
  4. 胡麻油 小さじ1/2
  5. 柚子胡椒 少々
  1. ※ピンクペッパー 好みに合わせて適宜

作り方

  1. 鰻は耐熱皿にのせて酒を振り、ラップをして電子レンジ(500w)に1分間かける。粗熱が取れたら串を抜き、縦半分に切ってから1.5cm幅に切る
  2. ゴーヤは薄切りにし、塩少々を入れた熱湯でさっと茹で、冷水に取って水気を絞る
  3. 合わせダレの材料をよく混ぜ合わせ、鰻とゴーヤを和えて器に盛り、ピンクペッパーを散らす