漢方専門医 Dr.CaCo(ドクターカコ)
http://drcaco.jp/blog/index.cgi
ja
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7月10日(水) NHK Eテレ「きょうの健康」出演のお知らせ
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=123
7月10日(水) 20:30〜20:45の
NHK Eテレ「きょうの健康」に番組出演いたします。
テーマは「万病のもと!夏の冷え」です。
また、この番組の再放送予定は、7月17日(水) 13:35〜13:50です。
ニュース
ニュース・お知らせ
2019-07-03T16:13:11+09:00
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市民公開講座(くまもと森都心プラザ)のお知らせ
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=122
2月4日(日)くまもと森都心プラザ(熊本市)にて開催の市民公開講座で講演いたします。
第6回ドクターサーチくまもと 健康セミナー
市民公開講座 「漢方で毎日いきいき!冷え症改善」
日時 平成30年2月4日(日)14時〜(16時半 終了予定)
会場 くまもと森都心プラザ 5Fプラザホール
※入場無料 抽選300名
%ipath:1::648%
%ipath:2::648%
ニュース
ニュース・お知らせ
2018-01-11T21:38:25+09:00
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テレビ出演のお知らせ
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=121
放送日時:12月31日(日)朝7:00〜8:00
番 組 名: TBS系列「健康カプセル!ゲンキの時間」テーマ:身体大掃除SP
TBS系列(薬膳ブロックは7:49頃から予定)
※緊急ニュースなどにより出演が延期および中止になる場合もございますので、予めご了承ください。
ニュース
ニュース・お知らせ
2017-12-29T15:33:38+09:00
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朝日新聞で連載されます。
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=120
朝日新聞「きょうもキレイ」
(毎週月曜日の朝刊で4回連載)
テーマ「冷えを撃退」
第1回:10月30日(月)
第2回:11月6日(月)
第3回:11月13日(月)
第4回:11月20日(月)
▼その他、書籍・雑誌、講演会など
【書籍・雑誌】
●集英社 MORE 12月号(10/28発売)
「カラダはタカラ vol.3 生理と女性ホルモン」
●家庭画報 12月号(11/1発売)
●anan 2079号 (11/22発売)
「細胞ごと生まれ変わる!超最新 体内美容(インナービューティ)」
●(株)小学館 「美的」1月号 (11/23発売)
「タイプ別・冷え解消攻略法」
●(株)文藝春秋 週刊文春12月14日号(12月7日発売)
「Think Health ! 知っておきたいからだのケア」……肩こり・腰痛
【講演会】
●2018年1月27日(土) 13:30〜16:40
秋田市医師会市民公開講座 「第40回医療を考える集い」
テーマ:漢方からの健康へのアプローチ
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ニュース
ニュース・お知らせ
2017-11-02T15:23:00+09:00
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著書『オトナ女子のための“ホッ”と冷えとり手帖』発売のお知らせ
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=119
7月14日に著書が発売になりました。
皆様のご健康にお役立てください。
健康美人シリーズ
『オトナ女子のための“ホッ”と冷えとり手帖』
著者名: 渡邉賀子 著
定価:1,404円(税込)
発行:主婦の友インフォス
発売元:主婦の友社
http://www.st-infos.co.jp/books/detail/id=5802
http://www.st-infos.co.jp/books/feature/detail/id=5809
%ipath:1::260%
ニュース
ニュース・お知らせ
2017-07-18T17:59:50+09:00
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ラジオ出演および各種講演イベントのお知らせ
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=118
ラジオ出演および各種講演イベントがあります。
詳しくはコチラをご覧ください。
【ラジオ出演】
■6月26日〜30日 TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう一直線」「健康ひろば」 ※朝5:20ごろから約5分間
■7月8日 文化放送「玉川美沙 ハピリー」番組内容「冷えすぎ注意!」(仮題)
7月8日(土)午前7時00分から10時00分
※8:25〜8:45の20分間の出演予定です。
【講演・イベント】
■6月17日(土)
NPO法人いいおんな会議 市民公開講座
「アンガーマネジメント」セミナー
テーマ「現代女性の味方・エクオール」
■7月23日(日)
安産灸ネットワーク講演会2017
テーマ「女性と冷え」
会場 アルカディア市ヶ谷私学会館
■8月20日(日) 10〜12時
第15回 熊本県鍼灸マッサージ師大会 市民公開講座
テーマ「冷え」(仮)
会場 熊本県民交流館 パレア 9階 第1会議室
■8月26日(土)
和漢医薬学会学術大会 市民公開講座
テーマ「漢方をあなたの味方に!」
会場 福岡国際会議場B会場501国際会議室
ニュース
ニュース・お知らせ
2017-07-05T00:00:00+09:00
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テレビ出演のお知らせ
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=117
【テレビ放送のお知らせ】
放送日時: 2月6日(月) 8:00〜10:25
番 組 名: スッキリ!! ※9:00〜9:30頃のゲスト出演の予定です。
放 送 局: KKTくまもと県民テレビ(日本テレビ系全国放送)
※緊急ニュースなどにより出演が延期および中止になる場合もございますので、予めご了承ください。
ニュース
ニュース・お知らせ
2017-02-02T05:25:37+09:00
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日本テレビ「スッキリ‼」出演のお知らせ
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=116
【テレビ出演のお知らせ】
番 組 名: 日本テレビ「スッキリ‼」
放送日時: 10月3日(月) 8:00〜10:25
※番組内の企画で出演予定(9時前後)です。
※重大ニュースなどにより、出演が延期および中止になる場合もございますので、予めご了承ください。
ニュース
ニュース・お知らせ
2016-09-30T18:25:36+09:00
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テレビ放送のお知らせ
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=115
【テレビ放送のお知らせ】
番 組 名: あさイチ ※コメント出演の予定です
放 送 局: NHK
放送日時: 6月21日(火) 8:15〜9:54
番 組 名: テレビタミン 「夏バテ予防」
放 送 局: KKTくまもと県民テレビ
放送日時: 6月22日(水) 16:45〜19:00
※重大ニュースなどにより、出演が延期および中止になる場合もございますので、予めご了承ください。
ニュース
ニュース・お知らせ
2016-06-17T15:46:48+09:00
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メディア情報を追加いたしました。
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=114
【新聞・雑誌掲載】
●11月11日 産経新聞 「冷え対策(5本指靴下)」
●12月12日 朝日新聞 「漢方で冷え症対策」
●1月9日 熊本日日新聞 生活情報誌「あれんじ」 1月9日号 「女性の冷え」
●1月21日 毎日新聞夕刊 「冬に気を付けたい冷え対策・温活」
●2月1日 「婦人画報」3月号
【テレビ出演予定】
●1月26日(火)15:00〜16:50 RKK熊本放送「ウェルカム」
●2月10日(水)16:45〜19:00 KKTくまもと県民テレビ「テレビタミン」
●2月14日(日)7:00〜7:30 TBS系全国ネット「健康カプセル!ゲンキの時間」
テーマ「冷え」
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ニュース・お知らせ
2016-01-19T17:27:40+09:00
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テレビ放送のお知らせ
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=113
【テレビ放送のお知らせ】
放 送 局: NHK Eテレ(教育テレビ)
番 組 名: 『Rの法則〜ぽかぽかスープ生活〜』
放送日時: 2016年1月12日(火)18:55〜19:25
※重大ニュースなどにより、出演が延期および中止になる場合もございますので、予めご了承ください。
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2015-12-09T14:50:21+09:00
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メディア情報を追加いたしました。
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=112
7月と9月に以下の雑誌が発売されます。
是非お役立てください。
●7月1日発行 チャイルド本社 ポット7月号「夏バテ解消」
●7月7日発行 集英社 LEE8月号 「緊急夏冷え対策」
●7月7日発行 セラピスト8月号 「温めメソッド100 ! 夏の冷えを防いで1年中ぽっかぽか「温活セラピスト」になる。」
●9月15日発行 朝日新聞出版 AERA with baby「産後女性を癒す漢方的養生のススメ」
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ニュース
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2015-07-10T14:49:30+09:00
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セロリ|セロリとささ身のサラダ
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=111
3月21日は春分。
昼と夜の時間が等しくなり、春分の日から夏至の前日までが暦の上での「春」ですが、朝晩の気温差が大きく、別れと出会いの季節でもあります。
そんな早春の美味しい食材は、「セロリ」です。
セロリには、フラボノイド、カロチノイドなど抗酸化作用を持つものが多く、血小板凝集抑制作用による血液サラサラ効果もあって動脈硬化予防や疲労回復、スタミナアップの効果が期待出来ます。
また、キャベツに含まれていることで有名な「キャベジン」とも呼ばれるビタミンUも比較的豊富で、胃酸の分泌を抑えたり、胃腸粘膜を修復したりする働きがあり、食物繊維も多いので、便秘にも効果を発揮します。
セロリの特徴的な香りは、アピイン・アピゲニンなどによるもので、これらにはイライラを鎮め精神を安定させる働きがありますので、生活の変化が大きくなる方が多い季節に最適の食材ですね。
ここでは、高蛋白・低脂肪で癖のないささ身と合わせて、サイドディッシュにもおつまみにもなるサラダをご紹介しましょう。
材料(4人分)
セロリとささみのサラダ 145kcal(1人分)
セロリ 小1本
ささみ 3〜4本
酒 大さじ2
塩・胡椒 少々
オリーブオイル 大さじ3
ワインビネガー 大さじ1
塩・胡椒 適宜
作り方
セロリは5〜6cmの長さにせんいに沿ってうすくスライスして氷水にさらす。
ささみは塩・胡椒を軽くふって酒蒸しにして蒸し汁につけたままさます。
ささみの粗熱がとれたらスジに沿ってほぐす。
オリーブオイルとワインビネガーでドレッシングを作り、塩・胡椒で味を調える。
...
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2015-03-21T00:00:00+09:00
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テレビ放送のお知らせ
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=102
【テレビ放送のお知らせ】
日 時:3月22日(日)15:00〜15:30
放送局:TKUテレビ熊本
番 組:「2015 漢方講座 〜大人の健康シェイプアップのススメ〜」
ニュース
ニュース・お知らせ
2015-03-14T14:41:41+09:00
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春菊|春菊の白和え
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=110
3月6日は啓蟄。
啓蟄とは、土の中で縮こまっていた虫(蟄)が穴を開いて(啓いて)動き出す日のことで、一雨降るごとに気温が上がって日差しも暖かくなり、待ちに待った春が近づいてきます。
そんな春を名前に持つキク科の野菜「春菊」が、今日の主役です。
春菊の原産地は地中海沿岸で、菊に似た葉を持ち黄色い花が春に咲くことから名付けられたといわれ、これまでヨーロッパでは観賞用として栽培されてきましたが、現在では香りを楽しむサラダなど生食されることも増えてきたようです。
春菊は、ほうれん草や小松菜を上回るβカロテンをはじめ、ビタミンB群・Cなどを豊富に含む緑黄色野菜で、ナトリウム(塩分)を排出するカリウムのほか、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄分などのミネラルも豊富です。
また、α−ビネンやテルペン、ベンズアルデヒドなど春菊独特の香り成分は、自律神経系に作用し、胃腸の働きを促進して消化吸収を良くしたり、咳や痰を軽減したりする作用があり、食べる風邪薬とも言われるそうです。
ここでは、お豆腐を使った優しい味で栄養バランスも抜群の白和えとしてご紹介しましょう。
材料(4人分)
春菊の白和え 75kcal(1人分)
春菊 小1束
うすくち醤油 少々
絹ごし豆腐 1丁
砂糖 大さじ1
塩 小さじ1/2
松葉柚子 1個
作り方
豆腐はザルにあげて1時間ほど水切りをしておく。
春菊はさっと茹でて水分をしぼって3〜4cmの長さに切る。
(2)をうすくち醤油で和えてさっと絞っておく。
豆腐をすり鉢でなめらかになるまですり、砂糖と塩を加えさらによくすり合せる。
春菊を(4)で和...
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2015-03-06T00:00:00+09:00
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白菜|白菜のニンニク漬け
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=109
2月19日は雨水。
二十四節気の二番目・雨水(うすい)は、雪が雨に変わり雪解けが始まるという日ですが、まだまだ厳しい寒さが続く頃ですね。
さて、今回の美味しい冬の食材は、鍋物などでも大活躍の白菜。
現在、日本の作付け面積ベスト3に入るほど普及した白菜ですが、出身地は中国の青島(チンタオ)で、日本にやってきたのは明治時代だとか。
大きく育つにつれて白い部分が太く伸びるため「白菜」と呼ばれるようになったようで、昼間は葉を広げて太陽の光を浴び、夕方になると閉じて内部を守る習性があり、寒くなるとでんぷんを糖に変えて凍るのを防ぐため、冬に甘みが増すのです。
白菜の約95%は水分ですが、食物繊維が多く、ビタミンCやビタミンK、ミネラルであるカリウム、カルシウム、マグネシウム、辛味成分のイソチオシアネートなどが含まれています。イソチオシアネートは、消化をよくしたり、血栓ができるのを防いだり、ガンを予防するなどの作用が知られています。
白菜はキャベツに比べて糖質・カロリーが低く、煮込むとグルタミン酸が増えてうま味が増しますが、今回はビタミンCを保ちながら甘みを生かした簡単で美味しい白菜漬をご紹介しましょう。
材料(4人分)
白菜のにんにく漬け 39kcal(1人分)
白菜 1/4個
人参 1/3本
塩(塩もみ用) 適宜
にんにく 1カケ
りんご 1/4個
ゆず皮・汁 適宜
春菊の葉先 適宜
レッドキャベツスプラウト 適宜
作り方
多めの湯に塩を少々入れてパスタを茹でる。
タカノツメは種をとり輪切にする。
フ...
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2015-02-19T00:00:00+09:00
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葱(ネギ)|鶏もも肉の葱焼き
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=108
一年のうち最も冷える時季である寒を過ぎ、2月4日はもう立春。
立春の前日・2月3日は、寒い冬を終えて春を迎える前に一年間の邪気を払う節目の行事「節分」で、立春は二十四節気の最初であり、年の初めです。
春とは名ばかりで、まだまだ寒い毎日ですが、寒い頃こそ美味しい「葱(ネギ)」が今日の食材です。
九条ネギに代表されるように、関西以西では青い部分が好まれる葱ですが、関東以北では下仁田ネギのように地中に埋まった白く柔らかい部分が主に用いられます。
ネギ特有の強い香りは硫化アリルで、ビタミンB1の吸収を助ける他、血行をよくしたり、消化液の分泌を促したり、疲労物質である乳酸を分解する作用があり、肩こりや疲労回復の効果が期待できます。
白葱は漢方薬の生薬の一つでもあり、「葱白(そうはく)」と呼ばれ、身体を温めて発汗を促し、冷えによる腹痛や下痢に効果があります。 昔から、風邪をひいたときに白ネギをのどに当てたり、葱を食べると良いといわれているのも「硫化アリル」の効果と考えられます。
硫化アリルには、血液をサラサラに保つ、末梢の血流を良くする、胃液の分泌を促す、殺菌などの効果があり、揮発性で経皮吸収されるため、首に巻くだけでも多少の効果が期待出来るようです。
ここでは、鴨や鶏などと一緒に焼くと美味しい葱を主役にしてご紹介しましょう。
材料(4人分)
鶏もも肉の葱焼き 180kcal(1人分)
鶏もも肉 240g
塩 少々
A
こいくち醤油 大さじ1
砂糖 大さじ1
酒 大さじ2
粉山椒 適宜
<l...
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2015-02-04T00:00:00+09:00
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からすみ|からすみのペペロンチーノ
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=107
1月20日は大寒。
一年で最も寒い頃ですが、そんな時期に使う美味しい食材は、今が旬の「からすみ」。
からすみは、国内では長崎産が多く、10月〜11月に獲れるボラの卵を丁寧に血抜きして塩漬け・塩抜きして、天日干しをしたもので、中国(唐)の墨石に形が似ていることから名付けられました。
日本では高級品のイメージが強いのですが、イタリアではボラのほかマグロのからすみ(ボッタルガ)が、パスタなどによく使われます。
からすみは、ビタミンAが多く、皮膚や粘膜を丈夫にして抵抗力を高め、目の疲れにも効果的。
ただし、高カロリー、高コレステロールで塩分も多いので、摂りすぎには注意が必要ですが、お酒好きにはたまらない口福食材ですよね。
今回はイタリア料理の定番の一つ、ペペロンチーノにからすみを使ったパスタをご紹介しましょう。
材料(4人分)
からすみパスタ(ペペロンチーノ) 626kcal(1人分)
パスタ 400g
からすみ 20g
からすみフレーク 50g
ニンニク 1/2片
鷹の爪 適宜
オリーブオイル 大さじ3
塩 適宜
作り方
多めの湯に塩を少々入れてパスタを茹でる。
タカノツメは種をとり輪切にする。
フライパンにオリーブオイルを入れ、みじん切りにしたニンニクを炒め香りを出す。
鷹の爪の入れて香りをうつす。
(4)に茹でたパスタとみじん切りにしたからすみ(からすみフレーク)を加えて塩で味を調える。
器に盛り付けた後にスライスしたカラスミを飾る。
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2015-01-20T00:00:00+09:00
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ユリ根|ゆりね饅頭
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=106
1月6日は小寒で、いよいよ寒の入り。
立春の寒の明けまで、この約1か月が1年のうちでも最も寒く、鍋物や蒸し物など温かい料理が嬉しい季節ですね。
さて、今日の美味しい食材は、お正月食材としても欠かせない「ゆりね」。
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿はゆりの花」と女性の美しさにもたとえられる美しい花「ゆり」の鱗茎(りんけい)です。
ゆりねの成分は炭水化物が主で、そのほか脂質、蛋白質、カリウム、少量のアルカロイドが含まれることしか解っていませんが、漢方薬の生薬としては百合(びゃくごう)と呼ばれ、肺を潤し、咳を止め、精神を安定させる効果があるとされています。
今回は私が関西で仕事をしていた際に虜になった料理のひとつで、甘くホクホクしたゆりねを贅沢に使った美味しい蒸し物「ゆりね饅頭」をご紹介しましょう。
材料(4人分)
ゆりね饅頭 129kcal(1人分)
百合根 中2個
A
卵白 1/3個分
塩 少々
砂糖 小さじ1/2
片栗粉 小さじ1
銀杏 8個
キクラゲ 適宜
海老 2尾
松葉柚子 三つ葉 適宜
Bあん
(だし うすくち醤油 塩 片栗粉) わさび
作り方
百合根は...
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2015-01-06T00:00:00+09:00
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タコ|タコとオリーブのブルスケッタ
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=105
12月22日は冬至。
冬至は、一年のうちで最も日照時間が短くなる日で、夜が長く寒さが身に染みる時季ですが、寒ブリや牡蠣・フグなど海の幸が美味しい時季でもあります。
というわけで、今回の美味しい食材は「タコ」。
タコは、良質のたんぱく質を豊富に含んだ低カロリー食材で、魚介のなかでもトップクラスのタウリン量を誇り、タウリンにはコレステロール値を下げる働きがあります。
また、脂質・糖質の代謝に欠かせないビタミンB2も豊富。
ビタミンB2は、粘膜や皮膚、髪を保護するとともに細胞の再生をサポートします。
ただし、タコは消化に時間がかかるので胃腸の弱い方は食べ過ぎに注意しましょう。
今回は、パーティーのおつまみなどにも重宝する美味しいブルスケッタとしてご紹介しましょう。
材料(4人分)
タコとオリーブのブルスケッタ 259kcal(1人分)
バゲット 適宜
ゆでタコ 80g
オリーブ 適宜
ニンニク 少々
鷹の爪 少々
ケッパー 適宜
オリーブオイル 大さじ2
白ワイン 小さじ2
塩 黒胡椒 少々
作り方
みじん切りのニンニクと輪切りで種をとった鷹の爪を、オリーブオイルで炒めて香りだす。
食べやすい大きさに切ったゆでタコと、輪切りにしたオリーブを加える。
さらにケッパーと白ワインを加え、塩と黒胡椒で味を調える。
バケットは1.5cm程度の厚さにスライスして、オリーブオイルを薄くぬりこんがり焼く。
食べる直前に(4)のせる。
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2014-12-22T00:00:00+09:00
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人参|人参サラダ
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=104
12月7日は大雪。
本格的に雪が降り出す頃とされていますが、街にはクリスマスイルミネーションが輝き、華やかな雰囲気で、寒さも忘れてウキウキしている方も多いかもしれません。
今回は、そんなクリスマスシーズンのテーブルに彩りを添える、美味しい人参のサラダをご紹介しましょう。
人参は、緑黄色野菜の代表格でβカロテンを豊富に含み、抗酸化作用や免疫賦活作用があることが広く知られています。
また、「大豆・にんにく・キャベツ・しょうが・セロリ・甘草・パースニップ」とともに、アメリカ合衆国政府が発表した「デザイナーフーズ」という、ガン予防に効果があると考えられる食品群に入っています。
βカロテンは体内でビタミンAに変換され、粘膜や皮膚・毛髪の健康維持、視力維持などにも欠かせないものですが、油に溶けやすく油と一緒に摂取することで吸収率が高くなるため、ここではオリーブオイルを使ったサラダ仕立てにしています。
材料(4人分)
人参サラダ 90kcal(1人分)
人参 200g
レーズン 適宜
にんにく 1かけ
クミンシード 適宜
イタリアンパセリ 適宜・刻む
オリーブオイル(大2)
A
ホワイトバルサミコ酢(大1)
ワインビネガー(大1)
塩・こしょう(適宜)
作り方
人参は皮ごと切って、せん切りにする
A の調味料におろしにんにくを加え、オリーブオイルとよく混ぜ合わせてドレッシングを作る。
...
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2014-12-07T00:00:00+09:00
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ホタテ貝(貝柱)|貝柱のバターハーブソース
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=103
11月22日は小雪。
そろそろ雪が降り始める頃とされ、北陸では”鰤起し“とも呼ばれる冬の雷が増え、魚介類が美味しくなる時季です。
来年はいよいよ北陸新幹線も開通して東京からの観光客などが増えると予想され、美食の宝庫・北陸ファンの私もとても楽しみにしています。
さて、今回の美味しい食材は、冬場が旬の「ホタテ貝」。
ホタテは、ビタミン類やカルシウム・リン・鉄などのミネラルが豊富なうえ、脂肪が少なく高蛋白質で、あっさりとしてうま味の多い貝です。
また、機能性成分であるタウリンも豊富で、目や脳の発達を助け、肝臓での解毒作用を促進し、脂肪を燃焼させて悪玉コレステロールを減らし、血圧を下げる働きがあります。
タウリンは水に溶けやすいため、加熱したら煮汁ごと食べる調理法が適しています。
ここでは、ホタテ(冷凍可)をソテーして、ハーブバターを加えた簡単で美味しいレシピをご紹介しましょう。
材料(4人分)
貝柱のバターハーブソース 174kcal(1人分)
ホタテ貝柱 8個
塩・こしょう 適宜
にんにく 少々
オリーブオイル 大さじ1
白ワイン 大さじ1
ハーブバター ディル 適宜、オレガノ 適宜、タイム 適宜、バター 20g
グリーンアスパラ 3〜4本
ミニトマト 4〜8個
作り方
ハーブバター作る。(柔らかくしたバターとハーブを合わせる)
フライパンにオリーブオイルを入れ、ニンニクを焦がさないように炒め香りを出す。
にんにくを取り出して、ホタテ貝柱を軽く焼き色がつく程度にソテーし、白ワインを加える。
火が通ったら煮...
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2014-11-22T00:00:00+09:00
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講演のお知らせ
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=95
第47回日本漢方交流会全国学術総会京都大会
市民公開講座『漢方でいつまでも美しく健やかに』
日時:11月23日(日) 12:30〜13:30
会場:京都薬科大学 『躬行館』
⇒詳しくはこちらのPDFをご覧ください。
ニュース
ニュース・お知らせ
2014-11-21T17:34:25+09:00
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TV出演のお知らせ
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=93
■TV出演のお知らせ
・11月18日(火)16:00〜(予定) KAB熊本朝日放送「くまパワ」
・11月18日(火)16:45〜19:00 KKTくまもと県民テレビ「テレビタミン」
ニュース
ニュース・お知らせ
2014-11-15T03:22:24+09:00
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鶏手羽先|手羽と椎茸のホットスープ
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=101
11月7日は立冬。冬の気配が山にも里にも感じられる頃ですが、女性にとってはお肌の乾燥が気になる時期でもあります。
さて、皮膚には皮膚表面の「角質層」と角質層の下にある皮膚の土台「真皮」の二つがあり、このうち真皮は主にコラーゲンとエラスチンという二つの繊維でできていて、コラーゲンとエラスチンの隙間に水分があります。
コラーゲンは、ヒトの蛋白質の約3割を占める繊維性蛋白質で、皮膚の弾力性を保ち美肌を維持するだけでなく、骨・血管など、細胞と細胞をつないで丈夫にする蛋白質です。
というわけで、今回の食材はコラーゲンが豊富な食材の代表である手羽先。
コラーゲンは、その生成に不可欠なビタミンCと一緒に取ると有効です。
手羽肉は鶏の腕から羽先までの部分をさし、羽先のほうを手羽先、付け根のほうを手羽元と呼んでいます。 軟骨や骨の周辺ということもあり、豊富なゼラチン質の結合組織にはコラーゲンがたっぷり含まれているうえ、ビタミンAも多いことがわかっています。
また、鶏肉のタンパク質に豊富なメチオニンは体内では合成できない必須アミノ酸の一つで、コレステロールを排除して肝機能を高める働きがあります。
コラーゲンは時間をかけて煮ることで溶け出してくるため、じっくり煮込むことが大切です。
そこで、今回は身体に大切はコラーゲンをたっぷり取れる「手羽と椎茸の生姜スープ」をご紹介しましょう。
シイタケには食物繊維が豊富で、手羽に含まれる必須アミノ酸のメチオニンとともにデトックス効果が期待できます。今回は以前一緒にお仕事をした熊本の和・GANSE(中央区南坪井町)オーナー西尾氏考案のレシピとなっています。
ぶつ切りにした手羽肉を、もどした干し椎茸、たっぷりの生姜と一緒に、酒・塩・水で煮込みます。仕上げに白髪ねぎを添えればポカポカ!
材料(4人分)
手羽と椎茸のホットスープ 195kcal(1人分)
手羽肉 4〜6本
サラダ油 適宜
トマト 1個...
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2014-11-07T00:00:00+09:00
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カボチャ|丸ごとカボチャのグラタン
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=100
10月23日は霜降。
朝露が寒さで凍って霜が降りる頃とされ、「萩の花、尾花(ススキ)、葛花、撫子の花、女郎花、また藤袴、朝顔の花(桔梗)」と、山上憶良が万葉集で秋の七草を詠んでいますが、春の七草と異なり、こちらはもっぱら観賞用のようです。
さて、ハロウイーンも間近の今回の美味しい食材はカボチャ。
カボチャは夏が旬の野菜ですが、夏に収穫される野菜としては珍しく、身体を温める温性の緑黄色野菜。
昔は秋の収穫が終わった冬場は野菜が少なく、特に緑黄色野菜が不足しがちのため、長期保存できるカボチャが重宝されました。
カボチャには、体内でビタミンAになって粘膜を強くするβ‐カロテンのほか、ビタミンC、ビタミンEが豊富で、3つ併せてビタミンAceと言われるくらい免疫力アップに効果的。
この時期にカボチャを食べることは、野菜不足を補い、風邪を予防して冬を健康にすごすための伝統的生活の知恵だったんですね。
ここでは、子供たちも大好きなチーズと合わせて、ハロウイーンパーティーにもピッタリのカボチャのグラタンをご紹介しましょう。
材料(4〜5人分)
丸ごとカボチャのグラタン 649kcal(1人分)
カボチャ 大1個
玉ねぎ 大1個
クルトン フランスパン 1/2本
オリーブオイル 大さじ1
バター
ナツメグ・シナモン・白胡椒・ブイヨン 適宜
チーズ(エメンタール 100g
(グリエール 100g
生クリーム 1カップ
塩 適宜
作り方
大きめのカボチャをなり口7:3に切って蓋と身に分け、中の種とワタをきれいに取り除く。
玉ねぎ...
レシピ
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2014-10-23T00:00:00+09:00
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大豆|呉汁
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=99
10月8日は寒露。
露が冷気によって凍りそうになる時とされ、空気が乾燥して呼吸器症状が出やすい時季です。
漢方では、陰陽五行論に基づき、
五行(木・火・土・金・水)に、
五臓(肝・心・脾胃・肺・腎)や
五季(春・夏・土用・秋・冬)と対応させて
五味(酸・苦・甘・辛・鹹)
五色(青・赤・黄・白・黒)
五性(熱・温・平・涼・寒)といった味や色などのバランスを考えながら食材を選びます。
秋は、肺(呼吸器)の乾燥が始まる季節で、これを潤すのが白の食材です。
というわけで、今回の美味しい食材は大豆。
最新の栄養学でも大豆は注目されていて、ガン予防に効果があると考えられる食品「デザイナーフーズ」の8種類の野菜<大豆・にんにく・キャベツ・しょうが・にんじん・セロリ・甘草・バースニップ>の中に挙げられています。
大豆の乾燥重量の約30%は蛋白質で、必須アミノ酸をバランスよく含み、脂質、炭水化物、食物繊維、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、ビタミンE、ビタミンB1、葉酸など様々な栄養素が含まれる一方、コレステロールを全く含んでいません。また、血中脂質の低下が期待できる大豆レシチンや大豆サポニン、骨粗しょう症の予防や更年期の不調を改善するイソフラボンなどの機能性物質が含まれ、天然のバランス栄養食ともいえます。
世界の最長寿国になった日本ですが、大豆をうまく食生活に取り入れてきたことも、現在の長寿につながっていると考えられます。
この夏は、大豆を青いうちに収穫した爽やかな緑色の枝豆を使ったスープをご紹介しましたが、ここでは白い乾燥大豆を使って、心身ともに温め潤してくれる伝統的な料理をご紹介しましょう。
また、「乾燥大豆から作るのは大変」という方は、市販の呉汁の素を使って作っても簡単で美味しくいただけます。今回は熊本産の大豆を使って作られている、れんげカンパニー(熊本県山鹿市)の呉汁の素を使用したレシピもご紹介いたします。
呉汁(1...
レシピ
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2014-10-08T00:00:00+09:00
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栗|栗と豚肉の角煮
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=98
9月23日は秋分の日。
秋分の日は春分の日と同様に、昼と夜の長さが等しくなる日ですが、春分の日よりも昼の平均気温は10度程高く、まだ夏の気配が残っています。
しかしながら、この日を境に夜の方が長くなって身体も冷えていく陰陽転化の時期ですから、これからは徐々に身体を温める食材を摂っていきたいですね。
というわけで、収穫の秋の美味しい食材は、縄文時代は日本人の主食だったという栗。
ビタミンB1を多く含んで糖質やアミノ酸の代謝を助け、ナトリウムを排出する働きがあるカリウムも豊富。渋皮にはポリフェノールの一種、タンニンが多く含まれており、この強い抗酸化作用により、老化の防止やガンの予防に効果があるため、渋皮煮にするのが理想的です。
また、ビタミンCが豊富で、ジャガイモと同じようにデンプン質に包まれているため、加熱しても壊れにくいのが特徴です。
今回は豚肉をトロトロに煮込んだ角煮と合わせて、寒い冬に備えましょう。
材料(4人分)
栗と豚肉の角煮 299kcal(1人分)
栗 8個
大根 400g
豚バラ肉ブロック 200g
ごま油 小さじ2
生姜 10g
だし 300ml
砂糖 大さじ1
赤酒 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
みつば 3〜5g
作り方
栗は渋皮までむいておく。
大根は2cmの厚さの輪切りにし、面とりする、豚バラブロ...
レシピ
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2014-09-23T00:00:00+09:00
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コノシロ|コノシロの姿寿司
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=97
9月8日は白露。大気が冷えて露ができ始める頃とされていますが、今年の9月8日は中秋の名月(十五夜)。
旧暦の八月十五日を指す十五夜は、一年で最も月が美しい日とされていますが、次いで美しいのが十三夜(旧暦の九月十三日)といわれ、今年は10月6日です。
両方を併せて眺めるのが古くからの習わしで、例年の名月はこの二回。ただ、旧暦は約三年に一度、閏月(うるうづき)を挿入して暦を調整する仕組みで、今年の場合は九月の後に閏九月が入るため、暦の上では九月十三日が二回出現します。そのため、171年ぶりに「後(のち)の十三夜」なるものが11月5日に出現するのです。
さて、スーパームーンや皆既月食など、月に注目が集まる今年の秋ですが、今回の美味しい食材は「コノシロ」。
コノシロはイワシやキビナゴなどと同じ仲間で、成長するにつれて、「シンコ」→「コハダ」→「ナカズミ」→「コノシロ」と、呼び名が変わる出世魚ですが、コノシロの場合、成長するにつれて価値が下がってしまいます。これは、江戸前鮨のネタとして無くてはならない存在で、しかも小さいほうが好まれ、コノシロは使われないためです。
コノシロは脂がのる晩秋から早春が旬で、イワシなどと同様EPAやDHAを多く含み、小骨のカルシウムが多いことが特徴で、酢で締めることにより更に吸収が良くなります。
ここでは、熊本の郷土料理の一つともなっているコノシロ寿司をご紹介しましょう。
材料(4匹分)
コノシロの姿寿司 275kcal(1人分)
コノシロ 4匹
塩 適宜
合わせ酢
酢 150ml
塩 小さじ1
淡口しょうゆ 小さじ1
砂糖 ...
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2014-09-10T00:00:00+09:00
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きゅうり|うざく
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=96
8月23日は処暑。処暑とは、暑さが終わるという意味で、昼間は暑い日が続きますが、朝夕は涼しい風が吹き渡わたり、秋の台風が訪れる時期でもあります。
暑い現場で働く方たちは、昼食後に短い時間でも昼寝をすると体力回復が早いことから、この短い睡眠を三尺寝といって、90cmほどのスペースで小一時間仮眠をとるとよいとか。
そんな暑い季節に摂りたい今回の美味しい食材は、胡瓜。 胡瓜は90%以上が水分ですが、ビタミンA・B群・Cや、カルシウム・カリウム・鉄などのミネラル、食物繊維を含んでいます。
きゅうりの青臭さの成分である『ピラジン』は、血栓を予防し、脳梗塞・心筋梗塞などに効果があると言われています。
ほかにも胡瓜には、身体にこもった熱を取り除く作用や、利尿を促してむくみを改善する効果も期待できます。
ここでは、夏バテ解消に効果的な鰻と組み合わせて、さっぱりとして食欲を増す「うざく」をご紹介しましょう。
材料(4人分)
うざく 134kcal(1人分)
うなぎの蒲焼 1匹
きゅうり 1本
塩(塩もみ用) 適宜
生姜 少々
みょうが 1個
A
酢 大さじ1
うすくち醤油 小さじ1
赤酒 大さじ1
作り方
ウナギのかば焼きは食べやすい大きさに切る。
きゅうりを板ずりして蛇腹に切り、食べやすい大きさに切る。
胡瓜とせん切りした生姜をAの調味料であえる。
切っておいたウナギ...
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2014-08-30T00:00:00+09:00
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枝豆|枝豆スープ(4人分)
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=94
8月7日は立秋、暦の上では早くも秋で、これ以降の暑さはどんなに暑くても残暑。立秋の初候は「涼風至る」で、初めて秋の気配が始まる頃とされていますが、1年で最も暑い頃ですね。
この時期に旬を迎える枝豆は大豆の未熟豆のことを指し、豆と野菜の両方の栄養的特徴を持った緑黄色野菜です。大豆の持つタンパク質、ビタミンB1、ビタミンB2、カルシウム、食物繊維、鉄分などに加え、大豆には含まれないビタミンA、ビタミンCも豊富です。
また、枝豆のタンパク質に含まれるメチオニンは、ビタミンB1、ビタミンCと共にアルコールの分解を促し、肝臓の働きを助けて二日酔いを防止する働きがあるため、夏場のビールのつまみにもピッタリです。 さらに枝豆は、高血圧の原因となるナトリウム(塩分)の排出を助け、利尿作用を促すカリウムを多く含んで体内の水分量を調節するので、むくみの解消にも効果的。
夏バテの解消に、たっぷりの枝豆で作ったスープをご紹介します。
材料(4人分)
枝豆スープ 167kcal(1人分)
枝豆(正味) 200g
塩 塩茹で用
玉葱 小1/2個
バター 10g
サラダ油 小さじ1/2
塩・こしょう 適宜
豆乳 300ml + ブイヨンスープ200ml
イタリアンパセリ 適宜
作り方
枝豆は水洗いして塩をまぶし、熱湯でゆでてザルにあげる。
粗熱がとれたらサヤから出し、薄皮もむく。
玉ねぎは薄くスライスする。
鍋にバター・サラダ油を熱し玉ねぎを炒め、しんなりしたら水・ブイヨンスープを加えて火にかける。
粗熱を取り枝豆と共にミキサーにかけ、網を通してから鍋にもどす。
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レシピ
Dr.CaCo kitchen
2014-08-10T00:00:00+09:00
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穴子のやわらか煮(3〜4人分)
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=92
7月23日は大暑。
1年の中で最も暑い頃で、強い日差しの中、屋外で働く方たちは昼食後に短い時間でも昼寝をすると体力回復が早く、三尺(90cm)ほどの狭いスペースでも小一時間仮眠をとるとよいとされることから、この短い睡眠を三尺寝と呼ぶそうです。
猛暑の続く夏の土用、丑の日といえば鰻ですが、今回の美味しい食材は、今が旬のアナゴ。 海底の岩穴や砂の中に生息するため「穴子」という名がついたといわれ、日中は砂や岩穴の中にもぐって夜になると泳ぎ回るそうで、江戸前アナゴの夜釣りは、東京湾の夏の風物詩にもなっています。
アナゴに豊富に含まれるビタミンA(レチノール)は、粘膜や皮膚の細胞の代謝を活発にして病原菌などが侵入するのを防いだり、皮膚の潤いを保ったりする働きがあります。また、網膜で光を感じる物質である「ロドプシン」を作るときに必要な成分で、目の健康を保つうえで欠かせない成分です。
ビタミンAには、動物性のレチノールと植物性のβ‐カロテンがありますが、レチノールは吸収がよく、摂りすぎるとめまいや頭痛などの過剰症状が出るため注意が必要です。美しい素肌のためには、アナゴやレバーなどのレチノールに加え、β‐カロテンの豊富な緑黄色野菜をたっぷり摂ることが大切です。
その他、アナゴには抗酸化作用の強いビタミンEが豊富で、カルシウム、ビタミンB2・D、カリウム、不飽和脂肪酸のEPA・DHAも含み、鰻と同様、夏バテ解消にも効果的。
ここでは、甘〜い肥後の赤酒を使って、子供たちも大好きなアナゴのやわらか煮をご紹介しましょう。赤酒の代わりには、味醂を使うとよいでしょう。
材料(3〜4人分)
穴子のやわらか煮 180kcal(1人分)
穴子 2尾
A
しょうゆ 大さじ2〜3
砂糖 大さじ2〜3
酒...
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2014-07-23T00:00:00+09:00
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ねばねば丼 (4人分)
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=91
7月7日は七夕で、徐々に暑さが増してくる小暑。
今年は梅雨寒でゲリラ豪雨や雹の襲来と異常気象が続き、梅雨明けも遅れていますが、ギラギラした太陽に照らされるのも時間の問題。
というわけで、食欲が落ちてしまいがちな季節にさっぱりとした丼物のご紹介です。
栄養バランスに優れた「ねばねば丼」の主役はオクラ。オクラは実は英名okra で、ガーナで話されるトウィ語のnkrama を語源とし、アフリカ北東部原産のアオイ科トロロアオイ属の植物の果実です。
オクラには独特のぬめりがありますが、このヌメリのもととなっているのは、水溶性食物繊維のペクチンや多糖類のガラクタンなどの混合物で、ムチンと呼ばれています。これらの成分には整腸作用があり、便秘(べんぴ)にも下痢(げり)にも効果的。消化吸収速度を抑えて血糖値の急激な上昇を抑える働きや、腸内コレステロールや胆汁酸(たんじゅうさん)の吸収を妨げる事から、大腸がんや糖尿病、動脈硬化などの予防に効果が期待出来ます。
他にもオクラには、β-カロテン、ビタミンB・C・E、カルシウム、鉄分などの栄養素がバランスよく含まれていて、納豆・シラスで蛋白質もたっぷりですので、夏バテの予防にもお勧めです。
材料(4人分)
ねばねば丼 422kcal(1人分)
ひき割り納豆 2パック
A
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ1/2
だし 大さじ1/2
卵黄 4個分
オクラ 4本
みょうが 1個
しらす干し 80g
白ごま 大さじ1
小ねぎ 10g
<l...
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2014-07-07T00:00:00+09:00
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玉ねぎとレタスのアンチョビガーリックソース(1人分)
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=90
6月21日は夏至。
一年で最も日が長く夜が短いこの日、各地でキャンドルで過ごす夜のイベントが開かれているようです。夏至の初候は「夏枯草かれる」とあり、夏枯草(かごそう)という漢方の生薬にもなる花が咲く季節で、民間薬として有名なドクダミもこの時期の薬草です。
また、甘い香りと白い花が素敵なクチナシも今が盛りで、11月頃につく実は栗きんとんなどの色付けにも使われますが、山梔子(さんしし)という解熱・消炎・鎮静効果を持つ漢方の生薬でもあります。
春から初夏の新物シリーズ第三弾、今日のおいしい食材は、新玉ねぎです。
玉ねぎは中央アジアが原産ですが、日本で栽培されるようになったのは意外と遅く、明治時代だそうです。一般的な玉ねぎは、収穫後に干されて表皮を乾燥させ、保存性を高めて出荷されますが、新玉ねぎは、水分が多く乾燥処理に向いていない白玉ねぎなどが、収穫後すぐに出荷されるものを指します。
タマネギの食べる部分は、葉の根元が養分を蓄えて丸く太った鱗茎(りんけい)と言われるものですが、野菜の中で最も糖質が多く、そのほとんどがエネルギー源として使われて疲労回復に重要な役割を果たします。玉ねぎにはニラと同じように『硫化アリル』という辛み成分が豊富に含まれ、血液をサラサラにして血栓を出来にくくしたり、コレステロールの代謝を促進したりする作用があって、生活習慣病の予防に効果的です。さらに硫化アリルには、ビタミンB1と結合してアリチアミンとなることで体内にビタミンB1を長く留め、ビタミンB1の吸収を促進する働きもあります。
新玉ねぎは柔らかく水分がたっぷりで辛みが少ないため、スライスしてポン酢に鰹節など、生食にも向いています。
今回は、新玉ねぎの中でも色鮮やかで香り豊かな赤玉ねぎをレタスとともに、アンチョビガーリックソースで仕上げたサラダをご紹介します。
材料(4人分)
玉ねぎとレタスのアンチョビガーリックソース 166kcal(1人分)
赤玉葱 小1個
レタス 1/2玉
イタリアンパセ...
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2014-06-21T00:00:00+09:00
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蒸し海老のハーブオイルソース(4人分)
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=89
6月6日は芒種。
稲などの種を撒き始める頃とされ、11日は入梅ですが、田植えを前にした梅雨入り前の貴重な晴れ間がうれしい仲夏です。
今日の美味しい食材は車海老。
15cm以上を車海老、10〜15cmのものをマキ、それ以下をサイマキ(鞘巻)と呼び、小型のサイマキやマキの方が身が柔らかくて味が濃く、美味しいと言われています。
昔から関東では江戸前が最上とされましたが、水温が高いほうが成長が早く、天然物・養殖物とも九州各県の出荷が多くなっています。天然の車海老の旬は6月〜10月で、4月に10cmのサイマキが10月頃には20cmの立派な車海老に育ちます。
エビは高タンパク・低脂肪で、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)も多く含まれ、血中コレステロールを下げて動脈硬化の予防にも効果のあるタウリンも豊富です。また、味覚障害を予防する亜鉛や銅などの微量元素も多く、殻や尾には骨粗鬆症予防や骨の強化作用があるカルシウム、便秘や冷えに効果のあるキチン質が多量に含まれています。
今回は、シンプルに蒸した車海老を香り豊かなハーブオイルで頂ましょう。
材料(4人分)
蒸し海老のハーブオイルソース 137kcal(1人分)
車海老 8尾
塩 少々
酒 適宜
ハーブオイル
オリーブオイル 大さじ5
タカノツメ 1本
にんにく 2かけ
塩 適宜
バジル 8〜10枚
作り方
海老を...
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2014-06-06T00:00:00+09:00
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住所変更のお知らせ
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=82
住所が下記の通り変わりましたのでお知らせいたします。
■旧住所
〒107-0062
東京都港区南青山1-3-1 PARKAXIS 青山1丁目タワー1905
■新住所
〒105-0001
東京都港区虎ノ門4-1-34 虎ノ門タワーズレジデンス2904
今後とも、よろしくお願いいたします。
ニュース
ニュース・お知らせ
2014-05-27T17:13:01+09:00
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じゃが芋のラクレットチーズ焼き(4人分)
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=88
5月21日は小満。万物が次第に成長して天地に満ち始める時期とされ、七十二候でも、初候の蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)、次候の紅花栄(べにばなさかう)と、動植物が活動性を高めていきます。
というわけで、今日の美味しい食材は新物野菜の第二弾、ジャガイモ。
世界中で愛されているジャガイモは、アンデスの高地が原産のナス科の野菜で、16世紀にヨーロッパに伝わって世界各地で親しまれるようになり、日本には江戸時代に甲府などで栽培が奨励されていたそうです。
「新じゃが」は、3月頃から鹿児島や長崎など九州産を中心に出回り始め、収穫前線が北上して6月頃まで続きます。
代表的な品種である「男爵」は粘りが少なく、火を加えるとホクホクする反面、荷崩れしやすいため、粉ふきイモやポテトサラダに向いているそう。一方メークインは粘りがあり、おでんや煮物、揚げ物に向いているそうですが、品種改良が進み、「キタアカリ」や「インカのめざめ」など、より美味しいジャガイモが登場しています。
じゃがいもの成分は、ほとんどがでんぷん質ですが、カロリーは同じ量のご飯に比べ1/2程度と以外に低く、ビタミンB群・Cやミネラルが豊富。 特にビタミンCはみかん並みに多く含まれるうえ熱に強いことが特徴で、煮たり焼いたりしても壊れにくく、ガン・高血圧・心筋梗塞などの予防や、美容にも効果的です。
今回は、タンパク質たっぷりのラクレットチーズとともに、おつまみとしてもお勧めできる、オーブン焼きにしてみました。
材料(4人分)
じゃが芋のラクレットチーズ焼き 95kcal(1人分)
ラクレットチーズ 100g
じゃが芋 2個
黒胡椒 少々
作り方
じゃが芋を塩ゆでして、食べやすい大きさに切る
じゃが芋の上にカットしたラクレットチーズをかけ、オーブンで焼く
好みで黒胡椒をふる
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2014-05-21T00:00:00+09:00
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TV出演のお知らせ
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=81
■TV
5月20日(火)
16:45〜19:00
KKT くまもと県民テレビ 「テレビタミン」にゲスト出演いたします。
ニュース
ニュース・お知らせ
2014-05-19T17:46:16+09:00
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なめろう・さんが焼(4人分)
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=87
5月2日は茶摘み歌でも知られるように、立春から88日目の八十八夜、そして5月5日は立夏、いよいよ初夏です。藤棚の藤の花が綺麗ですが、フジは春夏二つの季節にまたがって咲くため、二季草(ふたきぐさ)とも呼ばれるそうです。
さて、そんな美しい初夏の美味しい食材は「鯵(あじ)」。アジはイワシ、サバ、サンマなどと並ぶ青背の魚の代表格で、5月から7月頃が旬とされる魚です。
アジにはビタミンA・B・E、カルシウム、カリウム、タウリンなど様々な栄養素がバランスよく含まれていて、子供の成長や健康の維持、美肌のためにも効果的です。低脂質・高蛋白で、必須アミノ酸をバランスよく含んでいて、味が良いことからアジと名付けられたそうで、このアジ独特のおいしさは、旨味成分のグルタミン酸やタウリンによるものです。
また、アジには必須脂肪酸である「DHA(ドコサヘキサエン酸)」や「EPA(エイコサペンタエン酸)」が豊富に含まれています。 DHAは、脳や神経組織の発育や機能の維持において重要な働きをしていて、記憶力の低下を抑え、コレステロールを低下させる作用もあります。 EPAは、血液をサラサラにして、血中のコレステロールや中性脂肪を低下させる働きを持っています。
更に、骨・歯の形成や骨粗鬆症の予防に欠かせないカルシウムも多く、カルシウムとともにイライラを抑制するビタミンB1も含まれることから、ストレス予防にも効果的で、親子で食べたい食材ですね。
今回は、以前おいしくて感動した、新鮮なアジのタタキを使う房総半島沿岸の名物「なめろう」とそれを焼いた「さんが焼」をご紹介しましょう。
材料(4人分)
なめろう・さんが焼
なめろう 83kcal(1人分)さんが焼 84kcal(1人分)
アジ 2尾分
☆A☆
しょうが 小さじ2(みじん切り)
長ねぎ 1/2本
<span st...
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2014-05-05T00:00:00+09:00
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鶏ごぼう(4人分)
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=86
4月17日は春の土用、そして20日は穀雨。
大地を潤す春雨が降り、百花の王・牡丹が花を咲かせる頃ですが、春から初夏にかけては新物の野菜が出回り、目も舌も楽しませてくれますね。
というわけで、今回は香りがよく柔らかくて美味しい「新ごぼう」。
ゴボウは、水溶性食物繊維のイヌリン、不溶性食物繊維のヘミセルロース、リグニンなどを豊富に含み、これらの食物繊維は肉や米の数十倍の水分を吸収しながら腸を通過するため、便秘の改善や大腸ガンの予防になると同時に悪玉の腸内細菌の繁殖を防ぎます。
水溶性食物繊維のイヌリンには、血糖の急激な上昇を防いで悪玉コレステロールを排出し、動脈硬化や糖尿病の予防に役立つとともに、利尿作用や腎機能を高める作用もあり、微量成分であるリグニンは、ガンの抑制作用もあるといわれています。
また、ゴボウには性ホルモン分泌に役立つアミノ酸であるアルギニンやアスパラギン酸も多く含まれ、ゴボウの果実は、解熱・解毒・セキを鎮める効果を持つ生薬・牛蒡子として漢方薬に使われています。
今回は、柔らかく香りのよい新ごぼうを鶏肉とともにあっさりと煮付けてみました。
材料(4人分)
鶏ごぼう 224kcal(1人分)
鶏もも肉 200g
☆A☆
しょうゆ 小さじ3
赤酒 小さじ2
酒 小さじ2
ごぼう 小1本
にんじん 小1本
れんこん 小1節
干しいたけ 3〜4枚
こんにゃく 100g
サラダ油 大さじ1
...
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2014-04-20T00:00:00+09:00
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ひともじぐるぐる(3〜4人分)
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=85
4月1日はエイプリルフールでしたが、何か面白いことはありましたか?
4月5日は二十四節気の清明。
清らかで明るい「清浄明潔」の略で、桜が散り始める晩春です。その桜の花を塩漬けした桜花漬け、ヨモギ、三つ葉、と香り高い食材が豊富な季節。
というわけで、今日の美味しい食材は分葱(わけぎ)。
分葱はネギと玉ねぎの雑種で、普通のネギと比べて刺激臭や辛みが少なく、独特の香りと甘みがあります。種ではなく球根で増えるため、一般的なネギより根の部分が少しふくらんでいるのが特徴で、根元が多くの株に別れたネギという意味で「分葱」というそうです。
緑黄色野菜の一つで、β−カロテン、ビタミンCなどを豊富に含んでいます。 β−カロテンは、活性酸素の働きを抑制してガンを予防し、皮膚・粘膜・目の網膜を健康に保つ作用のほか、免疫力を強化して細菌やウイルスから身体を守る働きがあります。
ビタミンCは、コラーゲンの生成を促してシワを予防する作用や、メラニンの生成を抑えてシミを予防する働きがあります。
さらに分葱には、便秘を改善し整腸作用のある食物繊維、体内に蓄積されたナトリウムの排泄を促し高血圧を予防するカリウム、貧血予防の効果がある鉄、抗酸化作用の強いアリシンなど、疲労回復や食欲増進に最適な食材です。
今回は、クセが少なく香りもソフトで甘みがある分葱をサッとゆでて酢味噌で食べるシンプルな料理で、熊本の郷土料理の一つである「一文字のぐるぐる」をご紹介しましょう。一文字(ひともじ)の由来は、小さいねぎを葱(き)と一文字で表していたことからそう呼ばれるようになったそうです。
材料(3〜4人分)
ひともじぐるぐる 43 kcal(1人分)
ひともじ 60g
うすくち醤油 小さじ1〜2
しょうゆ 大さじ1
辛子酢味噌
白みそ 大さじ2
...
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2014-04-05T00:00:00+09:00
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TV出演とイベントのお知らせ
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=80
■TV
4月1日(火)
16:45〜19:00
KKT くまもと県民テレビ 「テレビタミン」(ゲスト出演)
■イベント
4月6日(日)
13:00〜15:00(予定)
タッチ!がん検診 子宮の日セミナー
「子宮についてもっと考えよ♪〜大事な命をまもるために〜」(パネリスト)
HP情報はコチラ▼
http://www.dr-tvtan.jp/forum_0406/
ニュース
ニュース・お知らせ
2014-03-28T18:08:33+09:00
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深川飯(4人分)
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=84
3月21日は春分の日。
七十二候で春分の初候では「雀始めて巣くう」とあり、雀が巣を作り始める時期とされ、黄梅、菜の花、蒲公英(タンポポ)、連翹(レンギョウ)と明るく黄色い花も多く、桃や桜の薄紅色に交じって華やかな春を演出していますね。
天文学的には春分から夏至の前日までが春ですが、昼と夜の時間が等しくなり、太陽が真東から上って真西に沈む春分と秋分は、極楽浄土に最も近づける日とされ、その前後7日間が彼岸と呼ばれています。彼岸の頃は潮の干満差が最も大きく、産卵前で太っているアサリの旬でもあります。
というわけで、今回の美味しい食材はアサリ。
アサリには、血液の赤血球を作る上で必要な鉄分やビタミンB12が豊富で、貧血気味の方にはお勧めです。
ビタミンB12は、体内のDNA合成や脂肪酸の合成など、エネルギー産生にも大きく関わるビタミンで、末梢神経を修復したり正常化したりする働きもあり、眼精疲労や肩こりの解消にも役立ちます。
その他、タウリンや亜鉛などのミネラルも豊富で、コレステロールを下げて動脈硬化や高血圧症を予防するとともに、免疫活性や滋養強壮といった効果も期待できます。
今回は、アサリを煮汁ごと使って、深川界隈の東京湾でたくさん取れて名物だったため「深川飯」とも呼ばれるアサリの炊き込みご飯をご紹介しましょう。
材料(4人分)
深川めし 298kcal(1人分)
米 2合
生姜 1片
しょうゆ 大さじ1
あさり 500g(殻ごと)
☆A☆
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ1
酒 大さじ1
塩 ...
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2014-03-21T00:00:00+09:00
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ニラそば(2人分)
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=83
3月6日は啓蟄。
啓蟄とは、土の中で縮こまっていた虫が穴を開いて動き出すという意味で、この時期は、一雨降るごとに気温が上がり、日差しも徐々に暖かくなってきますが、今年は結構寒いですね。
風邪やインフルエンザがまだまだ心配な季節、ぜひ取り入れたい食材がニラ。
東洋医学的には、ニラは身体を温める作用があり、βカロテン、ビタミンB群・C・Eがバランスよく含まれていて、特にビタミンAの予備軍であるβカロテンが豊富なことが特徴です。ビタミンAは強い抗酸化力を持っていて、皮膚や粘膜を正常に保って外部からのウイルスの侵入を防ぎ、免疫力を高めます。
また、ニラには疲労回復に欠かせないビタミンB1が多く、さらにビタミンB1を体内に長くとどめて効力を持続させる硫化アリルも豊富です。
ビタミンB1は、糖質からエネルギーを作るために欠かせません。硫化アリルはニラ独特の香りのもとで、ビタミンB1の吸収を高める効能があり、血液をサラサラにして血栓を防ぐ効果があります。ビタミンB1が多い食品には、豚肉やレバーなどがあり、ニラ料理でよく知られる”レバニラ炒め”は、硫化アリルの働きを利用したスタミナ料理といえるでしょう。
今回は、食物繊維が豊富なニラとキクラゲを使って、身も心も温まる熱々のニラ蕎麦を作ってみました。
材料(2人分)
ニラそば 406kcal(1人分)
そば麺(乾麺) 200g
ニラ 1束
黒きくらげ 3〜5枚
しょうが 10g
スープ
干し椎茸 中1枚
鶏ガラスープの素 大さじ1
こい口しょうゆ 小さじ2
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レシピ
Dr.CaCo kitchen
2014-03-06T00:00:00+09:00
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テレビ出演のお知らせ
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=75
3月2日(日)9:30〜10:00
TKUテレビ熊本
「女性のためのやさしい漢方講座 加藤夏希と学ぶココロとカラダのハッピーバランス」
に出演いたします⇒くわしくはコチラ
ニュース
ニュース・お知らせ
2014-02-27T22:12:35+09:00
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ぶりしゃぶ
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=79
2月19日は雨水。
地上に陽気が発生して雪や氷が融け、雨や水に変わって大地が湿り気を含んで草木が芽吹いてくる躍動の季節ですが、今年は例年にない大雪が日本列島を襲ってまだまだ寒く、我が家のように、週に何度もお鍋の日があるご家庭も多いのではないでしょうか?
というわけで、今日はブリを使った美味しいお鍋のご紹介です。
出世魚としておなじみのブリは、魚のなかでも群を抜く濃厚な味わいが特徴ですが、これはうまみ豊かなタンパク質と脂肪が豊富なためです。
冷たい海中で生活する魚の脂肪は、凝固しにくい不飽和脂肪酸であるEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)が中心で、EPAは血液中のコレステロールを低下させ、血液の流れを良くして血栓をできにくくする働きがあり、動脈硬化や心筋梗塞・脳梗塞の予防効果が期待出来ます。DHAにはコレステロール抑制効果とともに、脳細胞の成長を促し、脳を活性化する働きがあることが知られています。
これらの不飽和脂肪酸は酸化しやすいことが弱点ですが、ブリには抗酸化作用のあるビタミンEが含まれているので、その点も安心です。
そのほか、糖分やコレステロールの代謝を促進するビタミンB 1、B2、ナイアシン、またカルシウムの吸収を助けるビタミンDも多く、体を根本的に元気にしてくれる効果が期待出来ます。
また、血中コレステロールを抑えて動脈硬化を防ぐとともに、肝機能強化や眼精疲労緩和に作用することが知られている「タウリン」、さらに脳の血管に栄養を補い、血管壁を丈夫にする働きがあるというPOA(パルミトオレイン酸)も豊富なため、生活習慣病が心配な方にはおすすめの食材です。
材料(3〜4人分)
ぶりしゃぶ 306kcal(1人分) ※たれは別
ぶり 250g
白菜 200g
長ねぎ 1本
生しいたけ 3〜4枚
だし汁
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レシピ
Dr.CaCo kitchen
2014-02-22T00:00:00+09:00
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牡蠣のクリームパスタ
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=78
2月3日は節分、そして2月4日は立春です。
立春は冬と春の分かれる節目の日で、二十四節気の最初・年の初めです。
昔は、季節の変わり目である立春・立夏・立秋・立冬の前日すべてが節分でしたが、室町時代から春の節分に重きを置くようになり、「魔滅」の音に通じることから豆まきが始まったとか。
今年の節分は豆まきをされましたか?
立春は東風が氷を溶かし始める頃とされ、葉のない枝にほころんだ梅の花が早春の訪れを感じさせてくれる頃ですが、外気はまだまだ冷たく、インフルエンザが猛威を振るっているところも多いようですね。
というわけで、今日の食材は寒いこの時期だからこそおいしく、栄養豊かな牡蠣。
「海のミルク」とも呼ばれる牡蠣は、蛋白質・脂質・糖質をバランスよく含み、鉄分・カルシウム・亜鉛・銅などのミネラル類、ビタミンA・B1・B2・B12などのビタミン類も豊富です。
特に、200以上の酵素の成分であり、成長や生殖機能の維持に欠かせない亜鉛の含有率は全食品中のトップで、新陳代謝の促進や皮膚・粘膜の健康維持など多彩な効果があります。
また、アミノ酸の一種である「タウリン」が多く含まれていて、タウリンには血中コレステロールを調整して動脈硬化を予防したり、肝機能や血圧を正常に保ったりする働きがあり、脂肪燃焼を促して全身の免機能を高める効果も期待できます。
今回は、そんな滋養あふれる牡蠣を使って、霜があたって甘みを増したほうれん草とともにクリーミーなパスタを作ってみました。
材料(2人分)
牡蠣のクリームパスタ 650kcal(1人分)
パスタ 160g
牡蠣 1人3〜5個
ニンニク 適宜
玉葱 30g
生マッシュルーム 3〜4個
オリーブ油 8g
白ワイン 適宜
ほうれん...
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2014-02-05T00:00:00+09:00
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栗入りとり団子の飯蒸し
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=77
1月20日は大寒。
大寒といえば、一年で最も寒さの厳しい時季で、酒や味噌・醤油など発酵食品を仕込むと良い品ができるといわれる日ですが、今年は雪害に悩まされている地域も多いようで、心配ですね。
そんな時期、寒さに負けずに体力をつけて風邪を予防するため、体を温めて元気になる食材が欲しい季節・・・というわけで、今回の美味しい食材は、力のつく代表的食材で、「餅」の原料でもある「もち米」です。
普段私たちが「ごはん」として食べている「うるち米」と「もち米」との違いは、その主成分であるデンプンのうち、アミロースが含まれているか、いないかの違いです。うるち米はアミロースが約20%、アミノペクチンは約80%ですが、 もち米はアミノペクチンが100%なのです。
このアミノペクチンが、熱水で澱粉糊を生じるため、もち米はうるち米よりねばりが強いのです。
漢方的には、体を温めて胃腸に優しく元気のでる食材として知られ、病中病後の体力回復、母乳の出をよくするなどの効果があります。
また、冷えからくる下痢、虚弱体質、おねしょの改善などにも良いといわれています。
糖質が主な成分ですが、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維も含み、「おこわ」として主食にすることが多いもち米ですが、今回は簡単で見栄えも良く、おもてなし料理としても使えそうなおかずの一品としてご紹介しましょう。
材料(2〜3人分)
栗入りとり団子の飯蒸し 257kcal
もち米 1カップ(160g)
鶏ひき肉 300g
ネギ 10g
☆A☆
砂糖 小さじ1/2
塩 少々
☆B☆
しょうが...
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2014-01-20T00:00:00+09:00
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テレビ出演のお知らせ
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=74
1月14日(火)16:45〜19:00
KKT くまもと県民テレビ 「テレビタミン」
にゲスト出演いたします。
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ニュース・お知らせ
2014-01-14T13:25:35+09:00
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小豆ごはん
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=76
新年、明けましておめでとうございます。
今回の年末年始は、長いお休みが取れた方も多かったようですが、お正月はゆっくりできましたか?それとも、忙しかったですか?
5日は小寒。一年で最も寒い時季である「寒」の入りで、気温も湿度も低く、風邪や胃腸炎が流行して体調を崩しやすい時期です。
そんな季節にぜひ取り入れたい今日の食材は「小豆」です。
赤飯やアンコでお馴染みの小豆ですが、日本へは弥生時代に解毒薬として中国から伝わったとされ、赤い色が特徴的でお祝い事には欠かせない食材ですよね。
この赤い色は、ブルーベリーや赤ワインと同じアントシアニンで、疲れ目に有効なほか、強い抗酸化作用を持つことから、癌や高血圧、そして老化の予防にも有効です。
小豆は、アントシアニンのほかにもサポニン・カテキン・ビタミンB1も豊富なため、中性脂肪やコレステロールを低下させて高脂血症や動脈硬化を予防し、利尿作用や肝臓の庇護作用などから二日酔い解消にも効果的です。
また、食物繊維やタンパク質も豊富なため、便秘解消やダイエット効果も期待出来るなど、嬉しい作用がたくさんあります。
ここでは、赤飯より手軽に出来て毎日の食卓に取り入れやすい「小豆ごはん」をご紹介しましょう。
材料(4人分)
小豆ごはん 311kcal(1人分)
小豆 50g
米 2合
塩 2g
水 420cc
作り方
米は炊く30分位前に洗ってざるに上げておく
小豆はさっと洗い、たっぷりの水で中火にかけ約10分間ゆでる
一度ゆで汁(アク)を捨て、新たにたっぷりの水を入れ、弱火でゆでる
柔らかくなったらざるに上げる、ゆで汁はとっておく
米・小豆・塩に小豆のゆで汁を適量加えて分量の水加減にしたものを入れて炊飯器で炊...
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2014-01-05T00:00:00+09:00
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ゆず釜(2人分)
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=73
12月22日は冬至。
北半球では、冬至は太陽の位置が1年で最も低く日照時間が最も短くなる日で、太陽の位置が1年で最も高くなる夏至と比べると、東京で5時間近く日照時間の差があります。
1年で最も日が短いということは、翌日から日が長くなっていくことから、この冬至を太陽が生まれ変わる日ととらえ、古くから世界各国で祝祭が行われてきました。
中国や日本では、冬至は太陽の力が一番弱まり、陰が極まって再び陽にかえるという意味で「一陽来復(いちようらいふく)」といって、冬至を境に上昇運に転じる日とされ、縁起を担いで運(ん)のつく南京(カボチャ)を食べたり、厳しい冬場の健康を祈ってゆず湯に入ったりします。
そこで、今回の美味しい食材は「柚子」。
8〜9月に採れる未成熟の「青柚子」は、柚子胡椒などにも使われて香り高く美味しいですが、晩秋になって色づき、果汁も豊富な旬の柚子を「黄柚子」と呼びます。
黄柚子は、その独特の香りと風味を楽しむために、皮を薄くそいで汁物に浮かべて吸口にしたり、おろし金でおろして味噌とあわせて柚子味噌にしたりするなど、昔からさまざまに使われてきました。
柚子の皮には、柑橘類の中ではトップクラスのビタミンCが含まれるほか、ビタミンB1・B2、鉄分、カリウムなども含まれています。
また、輪切りにしたゆずを浴槽に浮かべると、単に香りを楽しめるだけでなく、ゆずの皮の精油分がお湯に溶け出して、体を芯から温めてくれます。そのため、風呂から上がっても湯冷めしにくく、いつまでもぽかぽかと温かく、肌をなめらかにする働きもありますので、慌ただしい時期の冬至の夜には、ぜひ家族で柚子湯を試してみたいですね。
今回は旬の柚子を丸ごと使って、香り豊かな柚子釜に仕立てました。
材料(2人分)
ゆず釜 14kcal
柚子 2個
みつば 20g
生しいたけ 1枚
えのきたけ 20g
にんじん 少々...
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2013-12-24T14:45:39+09:00
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テレビ番組のお知らせ
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=72
テレビ番組(TKU テレビ熊本)12月21日(土)15:00〜15:55
「女子力アップ塾」の「漢方」コーナーの特集において
帯山中央病院の紹介があります。
ニュース
ニュース・お知らせ
2013-12-19T02:13:59+09:00
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トークイベントのお知らせ
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=71
トークイベント
加藤夏希と学ぶココロとカラダのハッピーバランス
「女性のためのやさしい漢方講座」
日時/平成26年1月28日(火)
開場18:30 開演19:00
終演21:00(予定)
開場/ホテル日航熊本 ※入場無料
募集人数/ 500人(応募者多数の場合は抽選。当選者のみ、招待状を発送。男性のみの来場は不可)
応募方法/ TKUホームページからの応募のみ
応募締切/平成26年1月6日(月)
ちなみにリビング熊本、TVCMで今この告知が行われています。
ニュース
ニュース・お知らせ
2013-12-19T01:30:35+09:00
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大根なます(2人分)
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=70
12月7日は大雪。
急に寒くなったと思ったら、早くも師走・・・酷暑の年は厳冬でもあるようで、各地から雪の便りが届いていますね。
街はすっかりクリスマスムードですが、ついつい調子に乗って後悔することの多い忘年会シーズンにお勧めの今回の食材は、大根。
大根の根の部分には、デンプン分解酵素のアミラーゼをはじめ、タンパク分解酵素のプロテアーゼ、脂質分解酵素のリパーゼ、解毒作用のあるオキシダーゼなどの酵素が豊富で、デンプンだけでなく、蛋白質・脂肪の消化を助けるとともに胃腸の働きを整えてくれる効果があります。
ただし、消化酵素は熱に弱いため、大根おろしなど生食に適していて、葉もとの部分は甘みが強いため、サラダやなますなどにも向いています。
一方、辛みの強い先の部分は、辛み成分・アリル化合物が胃液の分泌を高めて消化を促進してくれます。なかでも、大根おろしなど細胞を壊すことにより生成されるアリルイソチオシアネートは、強い抗酸化作用やピロリ菌の生育阻害効果をもっていますが、揮発成分のため調理して短時間で食べることが必要です。
また、大根には抗酸化作用の強いビタミンCも豊富で、肝臓の働きを高める作用もありますが、大根のビタミンCは中心部より表面の皮のほうが約2倍も多く、皮には毛細血管を強化するビタミンPも豊富なことから、なるべく皮はむかずにきれいに洗って皮ごと食べることをおススメします。
さらに見逃せないのが、葉の部分で、ビタミンCも根の部分より多いほか、根には含まれていないカロチンも多く、ビタミンB1・B2、カルシウム、ナトリウム、リン、鉄など栄養豊富ですので、ぜひ根も葉も皮も丸ごと食べたいですね。
ここでは、旬を迎える大根を疲労回復効果のあるリンゴ酢や香り高い漢方の生薬でもある陳皮(ミカンの皮)を使って、甘めのなますにしてみました。
材料(2人分)
大根なます 30kcal
大根 100g
人参 15g
塩 適宜
リンゴ酢 5g...
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2013-12-11T21:23:05+09:00
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里芋のぎんなん入りあんかけ(2人分)
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=69
11月22日は小雪。
わずかながら雪が降り始める頃とされていますが、酷暑だった今年は思いのほか冬の訪れが早く、各地から初雪の便りが届いています。
そんな初冬におすすめの美味しい食材は、黄金に色づく街路樹からのプレゼント・銀杏(ぎんなん)です。
銀杏には、ビタミンA・C、カルシウム・リン・鉄・カリウムなどが豊富で、有効成分にはレシチン・アスパラギン酸・ギンコライドなどがあり、滋養強壮効果が期待できます。
ギンコライドは、イチョウの葉に特有の成分で、血行促進や抗血栓作用などにより、脳を活性化させる働きがあります。ギンコライドを多く含んでいるのはイチョウの葉ですが、銀杏にも含まれています。
また銀杏は、咳・喘息の改善に効果があるといわれますが、これは銀杏に含まれている微量の青酸配糖体が咳を鎮め、肺を潤すからと考えられます。ただし、銀杏にはアルカロイドが含まれるため、一度にたくさん食べると、嘔吐、消化不良、呼吸困難などの中毒症状をおこす可能性があるので注意しましょう。
今回は、サトイモと組み合わせて見た目もかわいく、漢方の生薬でもある葛を使ってとろみをつけ、心身ともに温まるホッコリメニューをご紹介しましょう。
材料(2人分)
里芋のぎんなん入りあんかけ 140kcal
里芋 150g
ぎんなん 20g
もみじ麩(生麩) 50g
みつば 5g
☆(A)☆
しょうゆ 4cc
だし 適宜
☆あん 調味料(B)☆
しょうゆ 4cc
みりん 2cc...
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2013-11-20T00:00:00+09:00
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かぶとベーコンのパスタ(2人分)
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=68
11月7日は立冬。
この日から立春の前日までが暦上の冬、いよいよ冬の到来です。
急に寒くなり、空気が乾燥して風邪を引きやすい時季にお勧めの食材はカブ。
カブの白い部分は、大根によく似た外見そのままに栄養面でも似た点が多く、炭水化物の消化を助ける酵素・ジアスターゼが豊富に含まれ、生で食べると食べ過ぎで弱った胃や胸やけなどに効果があり、煮物にすると胃腸を温めて冷えによる腹痛を予防する食品として、古くから珍重されてきました。
つい捨ててしまいがちな葉の部分には、ビタミンA・B1・B2・Cのほか、カルシウムや鉄、さらに食物繊維も根の部分よりはるかに多く含まれているので、上手に利用しましょう。
漢方では、「一物全食」といって皮・葉・根など丸ごと食べることで、食物の持つ生命エネルギーを有効に取り入れることができると考えます。
ビタミンAは皮膚や粘膜の健康を保ち、抵抗力を強化します。ビタミンB1・B2は糖質・脂質の代謝を促進し、ビタミンCには美肌作用や免疫強化のほか、ビタミンAと合わせることで高い抗酸化力が期待できます。また、カルシウムや鉄は骨の強化と貧血予防に効果があり、食物繊維には便通を良くして体内の老廃物やコレステロールを排出する働きがあります。
酢漬けや煮物で食べることが多いカブですが、今回はベーコンとさっと炒めてパスタにしてみました。
材料(2人分)
かぶとベーコンのパスタ 632kcal
パスタ 200g
かぶ(葉とも) 適宜
ベーコン 50g
にんにく 適宜
オリーブ油 大さじ1強
塩 1g
黒こしょう 少々
オレガノ 適宜
パルメザンチーズ 適宜
作り方
かぶはうすめの...
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2013-11-19T21:02:09+09:00
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山芋とチーズの春巻き(2人分)
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=67
10月23日は霜降。
露が冷気によって霜となる頃とされ、街はハロウイーンのオレンジと黒に彩られた賑やかな季節ですが、晩秋のこの時期に食べたい素材の色は「白」。
漢方では、五味(酸・苦・甘・辛・鹹)・五色(緑・赤・黄・白・黒)・五性(熱・温・平・涼・寒)といった味や色などのバランスを考えながら食材を選ぶのですが、呼吸器の乾燥が気になり始める秋はこれを潤す白の食材を積極的に摂ると良いとされています。
そこで、今回の美味しい食材は山芋。
里の芋に対して山の芋ということで、この名がつけられ、山野に自生しているものを自然薯(ジネンジョ)といって古くから食用・薬用として利用され、日本では縄文時代から食用として栽培されていたようです。漢方では、山薬(サンヤク)といって、「八味地黄丸(ハチミジオウガン)」などの漢方薬の成分にもなっています。
山芋には、ジアスターゼ・グリコシダーゼなど色々な消化酵素が豊富に含まれており、でんぷん分解酵素のジアスターゼは大根の約3倍もあり、食べすぎて胃がもたれたときなどに「とろろいも」にして食べれば、消化を促してくれます。
ムチン・アルギニンといった成分も豊富に含まれ、ネバネバのもとであるムチンは胃の粘膜を保護して蛋白質の消化を助け、コリン・サポニン・アルギニンといった成分は、内臓の機能を高め、滋養強壮の効果が期待できます。そんな山芋を今回はおつまみやお子さんのおかずにも最適の春巻き仕立てにしてみました。収穫は秋口ですが、貯蔵ものは冬場になると粘りが出て味もよくなりますので、ぜひ活用してみてください。
材料(2人分)
山芋とチーズの春巻き 294kcal
長芋 100g
チーズ 50g
青しそ 2枚
春巻きの皮 2枚
塩 少々
こしょう 適宜
サラダ油 適宜(揚げ油)
☆ソース☆
...
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2013-11-19T12:58:23+09:00
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トークイベント開催(熊本市)のお知らせ(※予約終了)
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=65
※予約は終了いたしました
“Dr.CaCoのつややか纏う冬支度”
日時:11月24日(日)19:00〜
会場:和・GANSE
女性限定30名のイベントです。
漢方専門医 Dr.cacoのトークショー、
五味五色のお料理、
今回のイベントの為に用意したブレンドティーと大豆のお菓子・・・
ご予約は、 和・GANSEへの電話予約 か KFM予約専用アドレス で受付ています。
●和・GANSE
電話受付13:00-24:00
096-201-3693
●KFM予約専用アドレス
kfm342001@gmail.com
件名:dr.caco
内容欄に
お名前・連絡先・参加人数をご明記下さい。
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2013-11-15T17:04:10+09:00
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メディア情報を追加いたしました。
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=66
2013年のメディア情報を追加いたしました。
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【ラジオ】
●9月9日〜9月12日 J-WAVE「CASE FILE」
【雑誌等】
●8月31日公開 WEB情報サイト 「キレイスタイル」内コンテンツ「ワタシStyle」
●10月1日 株式会社カタログハウス発行「ギロファ通信2013 秋冬号」
●10月10日発行 NTTグループ向け機関誌「あんしんまがじん」Vol.36
●10月15日 産経新聞社発行「くらしの百科」11月号
●10月30日 セブン&アイ出版発行 Saita mook「冷えとり!あったかごはん」
●11月23日発売予定 株式会社主婦の友社発行「Ray」 1月号
●11月23日発売予定 株式会社幻冬舎発行「GINGER」1月号
●11月27日発売予定 マガジンハウス「anan」
●日時未定 保健同人社HPコンテンツ 「みんなの健康ライブラリー」
●12月発行予定 日本アロマ環境協会季刊会報誌 「AEAJ」 No.70
●12月1日発売予定 ハースト婦人画報社「婦人画報」1月号
●12月1日発行予定 ジャパンライフデザインシステムズ発行
「セルフドクター」 2013年冬号
●12月17日発売予定 オレンジページ発行「からだの本」Vol.20。
ニュース
ニュース・お知らせ
2013-11-15T16:00:00+09:00
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イワシのつみれ汁(2人分)
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=64
10月8日は寒露。冷気によって露が凍りそうになる頃とされ、朝夕はめっきり涼しくなって空気の乾燥も気になる時期ですが、今年は10月になっても各地で真夏日を記録するなど、異常に暑い晩秋となっています。
そんな、季節外れの暑さと寒暖差で体調を崩しやすい今、お勧めの食材は良質の蛋白質と脂質に富んだイワシ。
青背の魚の中でもイワシにはEPAやDHAといった不飽和脂肪酸が非常に多く、血中のコレステロールを減らし、脳の働きを活発にするなど、生活習慣病の予防や老化防止に効果があります。さらに、コレステロールの代謝促進や肝機能強化に優れた効果を発揮するタウリン、細胞の再生や皮膚や髪を作るのに必要なビタミンB2が豊富で、貧血を予防する鉄分のほか亜鉛やカリウムなども多く含まれています。
また、骨を作り骨粗鬆症を防ぐカルシウムと、カルシウムの吸収を助けるビタミンDがともに豊富で、成長期の子供や中高年にお勧めの食材です。
ただし、イワシに含まれるEPAやDHAなどの脂肪酸は酸化されやすいので、β-カロチンやビタミンC・Eなどの抗酸化ビタミンを含む食材と一緒に新鮮なうちに調理して食べると良いですね。
というわけで、今回はイワシとネギ・生姜などを使ったつみれ汁をご紹介しましょう。
材料(2人分)
鰯のつみれ汁 151kcal
イワシ 2尾
しょうが 適宜
☆調味料(A)☆
酒 3cc
塩 0.2g
小麦粉 小さじ1
ごぼう 15g
長ネギ 10g
昆布 適宜
水 適宜
しょうゆ 2c...
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2013-10-12T16:45:21+09:00
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メディア情報を追加いたしました。
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=63
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【新聞】
9月19日発行−−−9/19 朝日新聞朝刊掲載 「猛暑明け『秋バテ』警報」
【テレビ】
10月1日−−−フジテレビ系「めざましテレビ」さきつぶコーナー
10月1日−−−フジテレビ系「スーパーニュース」 →10月4日(金)17時台のOA予定になりました。
*予定 放送日が急遽変更になる場合がございます。
10月7日−−−NHK「あさイチ」→10月8日(火)に変更になりました
<span style="FONT-FAMILY: 'MS ゴシック'; FONT-SIZE: 10pt">放送時間は8<span style="FONT-FAMILY: 'MS ゴシック'; FONT-SIZE: 10pt">:15<span style="FONT-FAMILY: 'MS ゴシック'; FONT-SIZE: 10pt">〜9<span style="FONT-FAMILY: 'MS ゴシック'; FONT-SIZE: 10pt">:45(出演は最初の方ではないかと思われます)
*予定 放送日が急遽変更になる場合がございます。
ニュース
ニュース・お知らせ
2013-10-01T14:32:12+09:00
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焼肉の自家製たれ(梨入り)
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=62
9月も半ばを過ぎて9月20日は彼岸の入り、そして9月23日は秋分の日です。
秋分の日と春分の日を中日として、前後3日を合わせた7日間のことを「彼岸」といいます。秋と春の二度あるお彼岸ですが、仏教用語で正しくは到彼岸(とうひがん)、つまり苦悩に満ちた世界であるこの世・此岸(しがん)を離れて、迷いのない悟りの境地であるあの世・彼岸に至るという意味で、日本では、先祖のいる極楽のある真西に陽が沈む日が最も極楽に通じやすい日と考えて、お墓参りをして先祖の霊を供養するようになったといわれています。
秋分の日は春分の日と同様に太陽が真東から昇って真西に沈み、昼と夜の長さが等しくなる日ですが、春分の日よりも昼の平均気温は10度程高く、まだ夏の気配が残ります。この日を境に夜の方が長くなり、空気が乾燥して呼吸器症状が出やすい季節となります。そんな、残暑が残りながらも乾燥が気になる秋にお勧めの食材は梨。
梨は、弥生時代にはすでに食べられていたという日本古来の果物で、クエン酸やリンゴ酸、アスパラギン酸が豊富で、疲労回復に役立ちます。また、蛋白質分解酵素・プロテアーゼを含んでいますので、消化を助ける働きがあります。
東洋医学的には、梨は体を冷やしながら呼吸器を潤す食材と考えられていて、夏の疲れを取って風邪を予防する効果が期待できます。
今回は、梨の蛋白分解酵素を生かして、焼き肉のたれをご紹介しましょう。
材料(3〜4人分)
焼肉の自家製たれ(梨入り)97kcal(タレのみ)
梨(中) 1/2個
にんにく 1片
たまねぎ 20g
しょうが 20g
みりん 10cc
酒 10cc
☆調味料(A)☆
七味唐辛子 少々
しょう...
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2013-09-20T12:55:18+09:00
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イカのミルク炒め(2人分)
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=61
9月7日は白露。
大気が冷えて露ができ始める頃とされ、厳しい残暑のなかでも朝夕は涼しくなる実りの季節ですが、健康面では「秋バテ」が心配な時期でもあります。
秋バテとは、夏の間、冷たい飲食物や冷房で内側からも外側からも体を冷やすことにより、盛夏の暑さは乗り越えられたけれど、過ごし易くなるはずの秋口になって、倦怠感や食欲不振、風邪を引きやすくなるといった不調が起こるものです。胃腸が弱く虚弱な人が陥りやすく初夏から始まる夏バテと違って、秋バテは比較的体力があって丈夫な人が秋口に罹りやすいというのが特徴です。
秋バテの予防には夏場に冷やしすぎないことは言うまでもありませんが、既に秋バテになってしまった場合の対策は、消化が良く温かいもので胃腸を労わり、入浴などで体を温めてリラックスすること。
そんな仲秋にお勧めの美味しい食材は、低脂肪で良質のたんぱく質を含み、新陳代謝を促すタウリン・ナイアシン・亜鉛が豊富なイカ。
イカは日本近海だけでも130種類以上もあるそうで、噛みごたえがあって満足感が得やすいことからも肥満対策に最適な食材ですが、今回は子供たちにも大好評のイカのミルク炒めをご紹介しましょう。
ちなみに、9月19日は「十五夜」とも呼ばれる中秋(旧暦8月15日)の名月ですが、今年は満月にあたります。美味しい夕食を食べた後は、お月見も良いですね。
材料(2人分)
イカのミルク炒め 174kcal
モンゴウイカ 160g
きゅうり 50g
ギンナン 20g
長ネギ 30g
しょうが 10g
塩 0.5g
紹興酒 小さじ1/2
卵白 1/4個分
サラダ油 小さじ1
片栗粉・水 適宜
☆調味料(A)☆
<span...
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2013-09-19T16:01:53+09:00
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トウモロコシとオクラのチヂミ(4人分)
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=60
8月23日は処暑。
処暑とは暑さが終わるという意味で、昼間は暑くても朝夕は涼しくなる頃。
これから爽やかな秋となり、本来は食欲が増して体調が良くなる時期です。
しかし現代は「秋バテ」といって、夏の間の冷たい飲食物や冷房などによる内外からの冷えにより、倦怠感や食欲不振、風邪症状などを訴える人が増えています。
そんな季節におすすめの食材は、「玉蜀黍」とも書かれるトウモロコシです。
アメリカが世界最大の生産量・輸出量を誇っていますが、意外なことに最大の輸入国は日本で、主に飼料用として輸入されています。
私たちが普段食べているのは、スイートコーンと呼ばれる甘みの強い品種。ビタミンB1・B2・Eなどのビタミン類が豊富で、体の余分な熱や水分を除き、食欲を増して疲労を回復する効果があります。また、トウモロコシの髭はめしべに当たり、この髭が多いほど実が多く、南蛮毛という利尿効果のある生薬としても利用されています。
今回はそんなトウモロコシを使ったチヂミをご紹介しましょう。
材料
トウモロコシ(生の実)300g(または缶詰で正味300g用意する)
オクラ 8本
パプリカ(赤) 1個
干し海老 8g
ちりめんじゃこ 8g
卵 3個
米粉 100g
小麦粉 30g
☆タレ☆
白すり胡麻 大さじ1
濃い口醤油 1/4カップ
胡麻油 大さじ1
作り方
オクラは塩で磨き、さっと茹でて5mmの厚さに切る。
トウモロコシはさっと茹でておく
...
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2013-09-07T13:50:57+09:00
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蕎麦のアラビアータ(4人分)
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=59
8月7日は立秋。
暦の上では早くも秋ですが、現在の日本はとにかく暑く、猛暑の中で食欲も減退。お昼はつい冷たい麺類などを選びたくなってしまいますよね。
でも、どうせ選ぶなら冷やし中華などの精製小麦で作られたものより、ビタミンB1・B2が豊富で、疲労回復効果がある蕎麦を選びたいもの。
というわけで、今回のおいしい食材は蕎麦。
蕎麦には植物性タンパク質が多く、他の穀類と比較してアミノ酸のバランスも良好。発育に大切な必須アミノ酸である「リジン」も多く含まれています。
また、蕎麦に含まれる「ルチン」はポリフェノールの一種で、赤ワインやカカオなどに含まれるポリフェノールと同様、活性酸素を除去する抗酸化作用があり、毛細血管を強くしたり血圧を下げたりといった効果も認められています。
今回は、残暑が残る季節にぴったりの、ピリ辛・トマトソースパスタを蕎麦で作ってみました。ルチンは水に溶けやすいので、蕎麦湯(蕎麦の茹で汁)も一緒に頂きましょう。
材料
乾蕎麦 320g
茹でタコ 200g
ニンニク 1片
タマネギ 1/2個
トマト(熟したもの) 4個
白ワイン 1/2カップ
鷹の爪 1本
パセリまたはバジル 適宜
エキストラバージンオリーブ油 適宜
塩 適宜
作り方
☆下ごしらえ☆
トマトは熱湯にくぐらせ、湯剥きして種を取り除き、細かい賽の目に刻んでおく。熟したトマトがない場合は、水煮缶大2缶分で代用する
タコは洗って頭の中身、目、口を取り除き、大きい吸盤や厚い皮、ぬめりのある部分も取り除いておく
<span style="colo...
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2013-08-14T17:52:24+09:00
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メディア情報を追加いたしました。
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=58
2013年のメディア情報を追加いたしました。
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【雑誌・書籍】
7月16日発売−−−株式会社エビデンス社発行 「がんサポート 8月号」
7月24日発売−−−株式会社マガジンハウス発行 「2013年版 anan漢方book」
8月1日発売−−−ハースト婦人画報社発行 「婦人画報 9月号」
8月2日発売−−−株式会社主婦と生活社発行 「すてきな奥さん 9月号」
8月28日発売−−−株式会社マガジンハウス発行 「anan 8月28日号」
10月20日発行−−−株式会社FANCL 会報誌「ESPOIR 11月号」
【ラジオ】
7月22日OA−−−TBSラジオ 「生島ヒロシのおはよう一直線」
【テレビ】
7月29日−−−NHK教育テレビ 18:55〜 「Rの法則」
ニュース
ニュース・お知らせ
2013-08-05T20:21:54+09:00
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焼き茄子と茗荷のカルパッチョ風(4人分)
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=57
7月23日は大暑。
一年でもっとも暑い時で、冷たい物を飲み過ぎたり食欲が低下したりして、夏バテになりやすい時期でもあります。今回の美味しい食材は、そんな蒸し暑い酷暑に清々しい香りで食欲を増進してくれる茗荷です。
茗荷はショウガ科ショウガ属の多年草で、開花前の若い花穂を食しますが、夏茗荷はまさに今が旬。冷奴や素麺などの薬味にも使われ、独特の香りと食感が食欲を増してくれます。この香りはアルファピネンという精油成分で、発汗・血流改善・消化促進作用があり、眠気覚ましの効果もあります。
また、茗荷の辛味成分・ミョウガジアールには抗菌作用もあるため、口内炎や喉の痛み、夏風邪の予防も期待できます。その他にも漢方では、不眠症や生理不順などに良いとされています。
脇役になることが多い茗荷ですが、今回は焼き茄子と茗荷をカルパッチョ風に仕上げてみました。
材料
茄子(中ぐらいのもの) 4個
茗荷 3個
トマト 1個
あさつき(小口切り) 適量
☆バーニャカウダ風ソース☆
※作りやすい分量
ニンニク 50g
牛乳 1/2カップ
水 1/2カップ
アンチョビ(フィレ) 50g
オリーブ油 大さじ3〜4
塩胡椒 適量
作り方
バーニャカウダ風ソースを作る。ニンニクは芯を取って鍋に入れ、牛乳と水を加えて中火にかける。沸いたら弱火にし、ニンニクが柔らかくなるまで茹でる。目の細かいザルに取り、茹で汁は捨てる
...
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2013-07-30T13:43:48+09:00
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鰻とゴーヤの柚子胡椒和え(2人分)
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=56
7月7日は七夕。
短冊に歌や字を書き、書道の上達を祈った七夕の行事に因んで7月を文月(ふみづき)といいますが、二十四節気では「小暑」という“本格的な暑さの入口”にあたります。
今年の梅雨は雨が少なく気温も低めだったので過ごしやすかったですが、小暑ともなると肌がじりじりするほど日差しが強くなっていますね。そんな酷暑の季節におすすめの食材は、鰻。
鰻は、皮膚や粘膜の潤いを保つビタミンAをはじめ、ビタミンB1・B2・Eといったビタミン類に富んできます。また、動脈硬化の予防や学習・記憶能力の向上などに効果があり、抗酸化作用が強いDHA・EPA、そしてカルシウム・鉄・亜鉛といったミネラルも豊富な嬉しい食材です。
今夏の土用・丑の日は、7月22日と8月3日の2回。夏バテ予防に一役も二役も買ってくれそうですが、鰻の稚魚の不良が続く中、日本鰻は今年2月に絶滅危惧種に指定され、国際的にも同じような動きが懸念されています。
大伴家持が万葉集にも鰻を詠んでいるように、私たち日本人が太古の昔から愛してやまない鰻の食文化が絶えないようにしたいですね。
今回は鰻との相性抜群でビタミンCが豊富なゴーヤと組み合わせ、食欲を増す柚子胡椒和えをご紹介しましょう。
材料
鰻の蒲焼き 1串(100g程度)
ゴーヤ 1本(中)
酒 大さじ1/2
塩 少々
☆合わせダレ☆
醤油 大さじ1/2
酢 大さじ1/2
胡麻油 小さじ1/2
柚子胡椒 少々
※ピンクペッパー 好みに合わせて適宜
作り方
鰻は...
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2013-07-16T14:14:32+09:00
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パプリカのおやき(4人分)
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=55
6月21日は夏至。
太陽が北回帰線の真上を通り、一年でもっとも昼が長い日です。そのため「電気を消して節電しよう」といったイベントが各地で催されています。梅雨の真っ只中ではありますが、蒸し暑くなければ暫し電気を消して、キャンドルの灯りで夕涼みもよいかもしれませんね。
さて、今回の美味しい食材はパプリカ。
パプリカは、南米・熱帯地方が原産。ナス科・トウガラシ属の植物で、お馴染みのピーマンやしし唐・唐辛子の仲間です。
現在の日本に定着しているパプリカは、ハンガリーで作られていた品種で果実が大きく肉厚。赤・黄・オレンジと色鮮やかで甘みが強いため、サラダなどに生で使われることが多いようです。
パプリカはビタミンCとカロチンが豊富な野菜。特に赤やオレンジのものに多量に含まれていますが、肉厚のため加熱してもビタミンCが壊れにくく、油を使って調理をすることでカロチンの吸収が高まります。
今回は、見た目もキレイで夏バテ予防にも役立つパプリカ&良質のたんぱく質である豆腐や豚挽肉を使った「おやき」をご紹介しましょう。
材料
パプリカ 2〜3個
小麦粉 適量
白すり胡麻・オリーブ油 各適量
☆おやきの中身☆
絞り豆腐 1/2丁
豚挽肉 200g
海老の剥き身 100g
味噌 大さじ1
片栗粉 大さじ1
生姜 1かけ
小ねぎの小口切り 4本分
作り方
...
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2013-06-21T16:51:05+09:00
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新生姜ときくらげのスープ(2人分)
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=54
6月5日は芒種。
稲や麦など“穂が出る穀物の種を蒔く”という意味で、この頃は種蒔きをはじめ農家が忙しくなる時期です。ちょうど梅雨に入り、少し蒸し暑くジメジメする時期ですが、今年は梅雨入りが早かったにもかかわらず雨量が少なく、田植えが遅れているところもあるようで心配ですね。
鬱陶しいこの時期に欠かせない私の好物は、葉生姜の一つ「谷中生姜」。芽の根本が赤い谷中生姜は、初夏に出荷されて江戸期に谷中の特産品だったことから名付けられました。軽く洗い味噌をつけて食すと、香りと辛みがほどよく、ちょっとしたおつまみになります。別名「はじかみ」とも呼ばれますが、日本の古い言葉で「はじかみ」とは、辛みのある植物を指していたため、山椒もはじかみと呼ばれていたようです。現在は生姜の根茎を軟化栽培した矢生姜や、葉生姜の甘酢漬けをそう呼んでいます。
さて、今回のおいしい食材は、谷中生姜よりも手に入りやすい新生姜。この時期の新生姜は辛みが少なくスッキリした香りと味わいが特徴です。生姜と言えば、辛み成分であるジンゲロールの温め効果が注目されがちですが、新生姜の特徴である芳香成分はシネオールなどで、食欲増進・疲労回復に役立ちます。健胃・解毒・消炎作用もあるため、夏バテが心配なこれからの季節にピッタリ。今日は、近年栽培技術の進化によりお手頃価格で出回るようになった白きくらげと合わせて、スープにしてみました。
材料
新生姜 30g
白きくらげ(生) 2枚(20g程度)
卵 1個
☆スープ☆
出汁 カップ2
塩 1つまみ
薄口醤油 小さじ2
水溶きかたくり粉 小さじ2
※かたくり粉を倍量の水で溶いたもの
作り方
...
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2013-06-17T18:22:12+09:00
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鰹(カツオ)ガーリックライス(4人分)
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=53
5月21日は小満
農作物の吉凶が命に結び付いた時代、秋に蒔いた麦などの穂が付くと「順調でよかった」と満足したことから小満という名前が付きました。
さて、この季節は「目に青葉 山ほととぎす 初鰹」と詠われるように、深緑が美しく鰹が美味しい季節でもあります。近頃はあっさりとした初鰹よりも、秋に南下する脂の乗った戻鰹の方が人気のようですが、栄養価を比べると、タンパク質はほぼ同じでも脂質やカロリーが少なめでヘルシーなのが初鰹。
鰹は、ビタミンB1・B6・B12・ナイアシンなどのビタミンB群、鉄分などのミネラル類を多く含んでいます。ビタミンB群は、糖質や脂質、タンパク質をエネルギーに変えるためには欠かせない栄養素です。
また、鰹のタタキによく使われるタマネギやニンニクには硫化アリルが含まれ、ビタミンB1の吸収を促します。これらの薬味は、味や風味をアップさせるだけでなく、栄養面でも良い取り合わせなのです。
さらに鰹には、良質のタンパク質や血行を促進するEPA、脳の働きを活性化するDHAなどの不飽和脂肪酸、血圧や血中コレステロールの低下作用で知られるタウリンなどが含まれているほか、近年では、疲労を軽減する効果があるアミノ酸の一種「アンセリン」を含んでいることも話題となっています。
アンセリンは、鰹や鮪(まぐろ)、鮭、鮫など、運動能力が高い生物の筋肉に広く分布し、筋肉への乳酸蓄積を減らす効果があると考えられています。またアンセリンは抗酸化作用も強く、血中の尿酸値を低下する作用も報告されています。
そんな良いこと尽くめの鰹。今回はお子さんでも食べやすいタコライス風に仕上げてみました。
材料
鰹(刺身用に皮をひいたもの) 1節(約300g)
※皮はお店でひいてもらうと良いです
☆漬けダレ☆
オリーブ油 大さじ1
醤油 大さじ3
みりん 小さじ1</sp...
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2013-05-28T15:19:13+09:00
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「NPO法人 みんなの漢方」開設のお知らせ
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=52
漢方について知りたい、
話したいことを、
みんなでシェアするウェブサイト
「みんなの漢方」が開設いたしました。
私の漢方体験や私の出会った漢方Dr&クリニックなど様々なカテゴリーからクチコミを投稿&シェアできます。
是非ご活用下さい。
▼ウェブサイトはこちらからどうぞ!
「NPO法人 みんなの漢方」
http://www.mkampo.net/
ニュース
ニュース・お知らせ
2013-05-24T20:40:52+09:00
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鴨肉のロースト山椒風味(2人分)
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=51
5月2日は八十八夜、そして5月5日は立夏…早くも夏の始まりです。
八十八夜は立春を1日目として数えた88日目で、茶摘みの歌で知られるように夏が近づいてきたものの「八十八夜の別れ霜」とも言って遅霜が発生する時期でもあります。
今年は各地で遅霜どころか季節外れの雪も見られますが、この頃から気候が安定して種蒔きに適した時期となります。八十八という字を組み合わせると米になることから、私たち日本人には特別な思い入れがある日本独特の暦です。
そんなさわやかな初夏に、今回のおいしい食材は山椒。山椒は、雌雄異体で植物全体に強い香りを持っています。食用には若葉・花・実が用いられ、木の幹はすりこぎに使われます。
秋に熟して割れた実の皮を粉にしたものが、鰻などの料理に使う粉山椒ですが、これから6月頃に出回る青山椒とも呼ばれる未熟の実は最も香りと辛味が強いもの。その辛味成分は、サンショールやサンショウアミド、香り成分はシトロネラール・ジペンテン・フェランドレンなどです。
これらの成分には消化促進作用や消炎鎮痛作用などがあり、大建中湯(だいけんちゅうとう)や当帰湯(とうきとう)といった漢方薬にも用いられています。
材料
鴨肉 200g
塩 適量
オリーブ油 小さじ1
赤ワイン 適宜
実山椒 適宜
作り方
鴨肉は皮目に細かく切り目を入れて軽く塩を振り、粗く刻んだ実山椒を皮目に載せてラップで包み、10分ほど置いて香りを移す
実山椒を取り除いた鴨肉は皮目を下にして、オリーブ油を薄く引いたフライパンで油を出すようにしてこんがりと焼く
皮目が香ばしく焼けたら、返して軽く焼き、赤ワインを加える
アルミホイルに包んで200度のオーブンに5分ほど入れ、火を止めて余熱で3〜5分焼く
鴨肉を焼いたフライパンに実山椒を入れて炒める
...
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2013-05-07T00:51:12+09:00
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セリのナムル(2人分)
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=50
4月20日は穀雨。
春の最後の節気です。柔らかく暖かい春雨が百穀を潤し、八十八夜、立夏へと向かい、美しい新緑の季節へと誘います。
そんな芽吹きの春は、私たち人間も気(生命エネルギー)が上へと向かって上昇するため、のぼせ・頭痛などの症状が出やすくなります。そのため、気を降ろす作用のある食品を摂るようにしたいもの。その代表は、セリやセロリ、三つ葉、ミントなど香りの豊かな野菜、タラの芽や山椒などの山菜です。
というわけで、今回の美味しい食材は、セリ。
セリは春の七草にも入っていて、古くから食べられてきた野草のひとつ。βカロテンがたっぷりと含まれています。βカロテンは体内でビタミンAに変換され、活性酸素を抑えて動脈硬化や心筋梗塞などを予防するとともに、皮膚や粘膜の細胞を正常に保ち、免疫力を高める働きもあります。
また、セリ特有の香りの元はオイゲノ―ル・ピラジンなどの成分です。オイゲノールには鎮静効果が、ピラジンには血液凝固抑制や肝機能強化といった嬉しい作用も備えています。
今回は、シンプルでおいしいセリのナムルをご紹介しましょう。
材料
セリ 1把
塩 小さじ1/4
白ごま 小さじ1/2
ごま油 大さじ1/2
作り方
セリは塩少々(分量外)を加えた熱湯でさっと茹で、冷水に取る
セリの粗熱が取れたら、水気を切り、5cmの長さに切る
塩・白ごま・ごま油で和え、調味する
※モヤシ、人参なども同様に作ると、彩りも良く美味しく食べられます
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2013-04-19T00:00:00+09:00
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海鮮サラダ・イチゴソース(4人分)
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=49
4月5日は清明。
清明とは「清浄明潔」・・・すべてが清らかで美しく、私たち日本人が愛してやまない桜の季節ですが、今年は関東以西では早くも葉桜で、入学式でなく卒業式を祝ってくれましたね。
そんな別れと出会いの春・・・今回のおいしい食材は、今が旬のイチゴ。
イチゴはバラ科の多年草ですが、赤く愛らしい姿・・・私たちが食べている部分は花の一部で、本当の果実はその周りにある芥子粒のようなツブツブだということ、ご存知でしたか? しかも、木になる果物と区別して、スイカやメロンのように野菜に分類されるそうです。
さて、そんなイチゴにはビタミンCがたっぷり。ベリー類に多く含まれるエラグ酸をはじめとするポリフェノールも豊富なため、抗酸化作用に優れています。そのほか、造血に欠かせない葉酸も多く、生で皮もむかずに食べられるので、女性の美と健康には嬉しい食材と言えるでしょう。
ここでは、彩りも美しく春らしい「海鮮サラダ・イチゴソース」をご紹介します。野菜のシャキシャキ感を残すため、ソースは食べる直前にかけてくださいね。
材料
イカ 80g
エビ 80g
白身魚 100g
レタス 80g
胡瓜 60g
セロリ 40g
☆ソース☆
イチゴ 100g
赤ワイン 大さじ2
レモン汁 大さじ1
塩 小さじ1/4
胡椒 少々
オリーブオイル 大さじ3
作り方
イカ・エビ・白身魚・野菜類を皿に盛り、海鮮サラダに
ソースの材料をミキサーに入れ、混ぜ合わせる
サラダにかける
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2013-04-15T16:12:21+09:00
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10-ヒプノの時間【悩みの素顔】
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=48
皆様、お元気ですか? そして、心の状態はいかがですか?
今回は「悩みの素顔」についてお話します。
「悩みの素顔」ってヒトみたいな表現だけれど、一体何?
悩みに素顔があるなんてどういう意味だろう?と思われると思います。
カウンセリングなどでお悩みを伺いながら、色々な質問を繰り返していくことで、ある特徴的な感情が根底にあることがわかります。その周りを幾つもの複雑な想いがベールのように覆って膨らみ、大きな悩みとなっていることが多いのです。
これら問題のベールを削ぎ落としていくと、悩みの大元となっている感情、つまり「悩みの素顔」が明らかになっていきます。
では、「悩みの素顔」を明らかにする方法について、具体的にお話ししていきましょう。
前回のコラムで取り上げた「悩みの仕分け」は、出来ましたか?
まだ実行されていない方は、先に悩みの仕分けをしてみてください。
ここでは「悩みの仕分け」に則って、現在抱えている悩みを
(1)「重要」な悩み
(2)「保留」
(3)「廃棄」
の3つに分け、この仕分け済みの悩みリストを用います。
まず、「廃棄」してもよい悩みを書き出した紙は、思い切って丸め、ゴミ箱に捨てましょう。
次に「保留」の紙は、文字通り「保留」にして、そのまま保存します。
そして今回は、お手元に「重要」と書かれたリストを用意しましょう。
重要な悩みが複数ある場合には、解決したい順に番号を振り、一番解決したい悩みを1つだけ、新しい紙に書き出します。
ではここで、Aさんの例を挙げてお話ししましょう。
Aさんは、「言いたいことをうまく伝えることができず、黙り込んでしまうので、相手をイライラさせてしまう」という悩みを書きました。
質問1:「それは何故、問題なのか?」と、紙に書きます。
Aさんは、「言いたいことが言えないので、自分の想いを伝えることができない」と、答えを書きました。
質問2:「この悩みの、どこが問題なのか?」と書きます。
Aさんは、「言いたいことを...
心の冷え症外来
心の冷え症外来
2013-03-25T15:43:45+09:00
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菜の花とホタテのかき揚げ(2人分)
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=47
3月20日は春分の日。
昼夜の長さが同じになる日で、この日を境に昼の時間が徐々に長くなってきます。日本の仏教では、春分の前後7日間を「春の彼岸」として先祖を供養する習慣があり「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉通り、本格的に暖かくなる季節でもあります。
東洋医学的な陰陽のバランスからみれば、冬の陰気が多い状態から、徐々に陽気の多い状態に変わる分岐点です。木々の新芽が空に向かって育っていくように、この時期はエネルギーの向かう方向が上向きになりがちで、のぼせや頭痛などの症状が出やすくなるため、体内の陽気をのびやかに発散させていくことが養生につながります。
そのためには、菜の花・筍・セリなど上部の熱を冷ましながら、陰を補う食材を摂ることが大切。この時期たくさん出回る山菜にも清熱解毒の作用のあるものが多いので、積極的に食卓に取り入れましょう。
というわけで、前置きが長くなりましたが、今回のおいしい食材は「菜の花」。
菜の花は、ビタミンC・B1・B2・カルシウム・カリウム・食物繊維が豊富で、野菜の中でもトップクラスの含有量。その他、女性に不足しがちな葉酸や鉄などのミネラルも含まれています。
ここでは春らしく、菜の花とホタテのかき揚げをご紹介します。
材料
菜の花 1束
ホタテ貝柱 120g
小麦粉 大さじ3
卵 1個
小麦粉100g(衣用)
サラダ油 適量
作り方
菜の花を洗い、3センチ位の長さにカットする。貝柱は1/8程度にカットする
1に小麦粉を振って、全体を混ぜ合わせる
計量カップに卵1個と冷水を入れて180ccにしてボウルに移し、ざっくり混ぜる
3に2を合わせ、160℃に熱した油に入れる
周囲が固まってきたら180℃に温度を上げ、さっくりと揚げる
スダチや塩など、好みの薬味・調味料を添...
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2013-03-22T16:44:48+09:00
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3月28日 13:30〜15:00
NHKカルチャー青山教室
「専門医に聞く! 女性のための漢方レッスン」
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2013-03-13T19:20:59+09:00
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芽キャベツとアンチョビのパスタ(2人分)
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=45
3月5日は啓蟄。
啓蟄とは、寒い間に土中で冬籠りしていた虫が穴から出て動き出すこと。厳しい寒さが続いた今年の冬ですが、徐々に日差しも春めいて、暖かくなってきます。
今回のおいしい食材は、親指姫が出てきそうなほど可愛らしい芽キャベツ。
芽キャベツの旬は11月から3月と寒い時季で、キャベツと同じアブラナ属の一種。ベルギーが原産地で、日本には明治初期に伝わったようです。
一般的なキャベツは、主軸の頂芽が結球したもので1株に1個しかできませんが、芽キャベツは葉の付け根の脇芽が結球し、地上から70〜80cm程の茎に、一株当たり50〜60個ほど実ります。
芽キャベツは、レモンの1.5倍、普通のキャベツの3倍以上とビタミンCが豊富。カロチンも多く、ビタミンCとの相乗効果でガンの予防に役立ちます。また、過酸化脂肪の生成を抑え、動脈硬化を予防する効果などが期待できるビタミンB2も多く含んでいます。
芽キャベツは、巻きが固いため火が通りにくく、苦みもありますので、下茹でしてアクを抜いてから調理しましょう。ゆでる時に外側の皮を1〜2枚むいてから茎のところに十文字に切り込みを入れておくと、火が通りやすくなり、早くムラなく茹であがります。
クリームシチューの具材としてお馴染みの芽キャベツですが、今回は西洋の旨み調味料ともいえるカタクチイワシを塩漬けして熟成させたアンチョビを使ってパスタにしてみました。
材料
芽キャベツ 8個
アンチョビ 4枚
スパゲティ 160g
ニンニク 1〜2かけ
唐辛子 1本
塩胡椒 少々
オリーブオイル 大さじ2
作り方
沸かしたお湯に塩を少々入れ、芽キャベツを約1分茹で冷水に取る
スパゲティを茹で始める
フライパンにオリーブオイルを入れ、アンチョビ・潰したニンニク・種を取った唐辛子を加えて弱火にかける
...
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2013-03-06T14:10:41+09:00
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09-ヒプノの時間【悩みの仕分け】
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=44
皆様、お元気ですか? そして、心の状態はいかがですか?
今回は「悩みの仕分け」についてお話しましょう。
あなたの心の中をちょっと覗いてみてください。
覗いた中にたくさんの悩みが溢れている方は、少し整理してみませんか?
では、4〜5枚の白紙と鉛筆をご用意下さい。
まず、1枚目の紙に、悩みの全てを書き出していきます。
1枚で足りなければ、何枚使っても結構です。
出来れば誰にも干渉されない静かな場所で、どんな小さな悩みも残さず書き出していきましょう。
次に、2枚目の紙の上部に「重要」と書き、3枚目には「保留」、4枚目には「廃棄」と、仕分けのタイトルを書きます。
それから、1枚目で書き出した悩みを2枚目から4枚目までのタイトル別に仕分けていきます。
やり方は自由ですが、私のやり方は次の通りです。
悩みリストの紙の下に「保留」の紙を重ねて、その2枚を正面に置きます。
悩みリストの左手に「重要」の紙を置き、右手に「廃棄」の紙を置きます。
悩みリストの最初から順に、「重要」か「廃棄」かの各紙に振り分けて書いていき、書き出したものは線を引くなどしてリストから消していきます。
そして、リストに残った、どちらにも属さないものを「保留」の紙に書き写して作業を終えます。
さぁ、どの紙にどれだけの悩みが仕分けられましたか?
「重要」や「保留」の紙が一杯になった方は、更にそれらを仕分けてみるとよいでしょう。
この作業は、必要に応じて何度か繰り返すことで、よりきちんと整理することができます。
これ以上仕分けられないところまで出来たら、一度深呼吸をして、「廃棄」の紙を静かに、そしてゆっくりと眺め、目を通していきます。
これらの悩みを今、手放してしまおうと思うのですが、いかがですか?
悩みは感情を伴っているので、手放す時に不思議と寂しさを訴える方が多いようです。
しっかりと見直してみて、今の自分に必要がないものと思えたら、「廃棄」の紙は思い切って丸め、「さようなら」と言ってゴミ箱に捨ててしまいましょう。
さあ、あなたの...
心の冷え症外来
心の冷え症外来
2013-02-22T13:17:39+09:00
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アップルジンジャー焼豚(2人分)
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=43
2月18日は雨水。
雪が雨に変わって雪解けが始まり、春の気配に草木が蘇るという意味がありますが、まだまだ厳しい寒さが続く頃ですね。
さて、2月14日はバレンタインデーでしたが、皆さんは友人や家族など愛する人にプレゼントを贈りましたか? 日本ではもっぱら女性から男性に贈りもの・それも主にチョコレートを贈る習慣がありますが、世界的には友人や家族をなど大切な人に相互にプレゼントを贈り合う日で、その名の通り聖バレンティヌスに由来する記念日。
ローマ時代の2月14日は、家庭と結婚の神である女神・ユノの祝日でした。当時のローマ帝国では、士気が下がるという理由で兵士の婚姻を禁じていたにも拘らず、キリスト教の司祭だったバレンタティヌスは秘密裡に兵士を結婚させ、その罪で2月14日に処刑されてしまいました。そのため、この日を世界的に男女の愛の誓いの日であるSt. Valentine's Dayとして祝うようになったそうです。
そこで、今回のおいしい食材は、愛の果実(!?)リンゴです。
リンゴは、ナトリウムの排出を促進して血圧を下げる働きがあるカリウムや、ペクチンやセルロースなどの食物繊維が豊富です。
食物繊維は体内で消化・吸収されず排出されるため、便秘の解消に有効なことで知られていますが、食物繊維には水に溶けやすい水溶性食物繊維と水に溶けにくい不溶性食物繊維とがあります。
ペクチンに代表される水溶性繊維はヌルヌルしたもので、腸の中で水分と一緒に脂肪・糖質・タンパク質を吸着して急激な体内への吸収を防ぎます。また。過剰なコレステロールの排出や腸内の乳酸菌の生育を促進し、悪玉菌の活動を抑えて善玉菌を増やす働きがあります。
セルロースに代表される不溶性食物繊維は、水分を吸収すると数倍から十数倍に膨らんで腸壁を刺激し、腸のぜん動運動を高めて、便秘解消や肥満・大腸疾患の予防などに役立ちます。
リンゴは、ペクチン・セルロースという水溶性・不溶性両方の食物繊維を含んでおり、酸味の元であるリンゴ酸とクエン酸は、疲労回復や食欲増進などの効果があります。「バーモントカレー」でお馴染みのバーモント療法は、アメリカ合衆国バーモント州の長寿の秘訣が“リンゴ酢&...
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Dr.CaCo kitchen
2013-02-19T14:29:36+09:00
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08-ヒプノの時間【思考の節電】
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=42
皆様、いかがお過ごしですか?そして、心の状態はいかがですか?
今回は「思考の節電」について。
最近家庭の電気料金が値上げになったことで、待機電力にようやく目を向けている私は、給湯器のスイッチもこまめに切るようになりました。
さて今日は、スイッチのオン・オフを「思考」に当てはめてみましょう。
あなたは、夜遅くまで色々と考え事をしてしまい、中々眠れないということはありませんか?
私たちの頭の中では、日中は顕在意識のスイッチがオンになっていて、物事を判断したり、考えたりしています。そして、夜寝る頃には顕在意識のスイッチがオフになって潜在意識が優勢になります。
この思考と同様に、身体の中でも昼間は交感神経が優位な仕事モード、夜は副交感神経が優位な休息モードになって心身を休ませます。
でも、本来意識することなく自然と行われる、この交感神経と副交感神経のスイッチの切り替えがうまくいかなくなったら、要注意です。
精神的ストレスが多い現代社会、仕事や人間関係であれこれ悩み、思考がフル回転で交感神経のスイッチが入りっぱなしのことも多いはず。この交感神経がオンになりっぱなしの緊張状態が長く続くと、副交感神経優位のリラックスモードになれず、心身の疲労回復ができません。
思考の節電は、その名の通り思考のスイッチをオフにすることです。
ストレスそのものを減らすのはなかなか難しいことかもしれませんが、ストレスにより生活リズムを乱されないために、まずはリラックスタイムをしっかり確保することを意識しましょう。
好きな香りや音楽、あるいはストレッチなど、スイッチを切るタイミングは人それぞれですが、お風呂の時間が特に有効!
興奮してなかなか眠りに就けない方は、38‾40℃のぬるま湯にゆっくり浸かりましょう。
眠る前の入浴・リラックスタイムは、質の良い睡眠のために、とても効果的です。
入浴の際、気分に合った入浴剤を選んだり、お風呂の中で音楽を聴いたりするのもいいですね。
また、静かに目を閉じて、身体の内から必要の無いものが外に出て行くような瞑想や、大好きな自然の場所でくつろいでいるようなイメージをするのも、穏やかな気持ちになるのでおすすめです。<b...
心の冷え症外来
心の冷え症外来
2013-02-12T13:37:42+09:00
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ラムチョップのローズマリー&クミン焼き(2人分)
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=41
2月4日は立春。
まだまだ寒い毎日ですが、立春を過ぎると暦の上ではもう春。立春は冬と春の分かれる節目で、二十四節気の最初を飾る日です。
今回のおいしい食材は、羊肉。
春は、生後1年未満の子羊(ラム)が若草を食べて美味しくなる季節です。
ヨーロッパなどで特に好まれるラム肉ですが、漢方では身体を温める作用が強く、滋養強壮の働きもあると考えられています。
羊肉には、豊富な鉄分が吸収されやすい形で含まれ、造血に不可欠なビタミンB12をはじめ、疲れをとるビタミンB1、皮膚を美しく保ち老化を防止するビタミンB2、胃腸病や皮膚炎を防ぐナイアシンなどのビタミンB群もたっぷり。さらに、免疫細胞を活性化して抵抗力をつける亜鉛やカルシウムも豊富に含まれています。
羊肉はコレステロール含有量が少なく、その脂肪は牛肉や豚肉に比べて融点(溶けて液体になる温度)が44℃と高いため、体内に入っても吸収されにくいという特質があり、コレステロール値を下げて動脈硬化・血栓を予防する不飽和脂肪酸も豊富です。
逆に赤身は消化が早く、タンパク質などの栄養素を効率よく吸収することができるのが特徴です。羊肉の赤身は100グラム当たり143カロリーと比較的低カロリー。女性には嬉しいヘルシーなお肉です。また、脂肪燃焼効果があるカルニチンが牛や豚の10倍近くも含まれているうえ、カルニチンの代謝物質が脳細胞を活発にして、認知症予防にも繋がります。
まだまだ寒い早春の夜、血となり肉となり体を温めてくれるラム肉で、和やかな食卓を囲んでみませんか?
材料
ラムチョップ 6本
ローズマリー 1〜2本
クミン 少々
オリーブ油 大さじ2
塩 少々
塩 少々
粗挽き黒胡椒 少々
作り方
ラム肉は脂身が多い場合、少し取り除く
ラム肉と刻んだローズマリー、クミンをオリーブ油と共に密封...
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Dr.CaCo kitchen
2013-02-01T15:05:54+09:00
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07-ヒプノの時間【幸せの価値観】
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=40
皆様、お元気ですか?そして、心の状態はいかがですか?
今日は「幸せの価値観」について考えてみましょう。
あなたは、「どうすれば他人が喜んでくれるか?」と常に考えていませんか?
また、相手から思ったような反応が得られないと、「自分のどこに不備があったのだろう?」と自分を責めてしまうようなことはありませんか?
「相手にとって何が幸せなのか?」と考えてみますが、幸せの価値観は一人ひとり異なります。
ですから、どんなに考えてみても、それは想像の域を出ません。
あなたが、せっかく親切にしたのに、相手には期待通りには喜んでもらえず、がっかりすることがあるかもしれません。
でも、これも仕方のないことです。
逆もまた、同じことが言えます。
自分が幸せだと感じることを、「何故相手が理解してくれないのか?」とヤキモキしても、あなたの気持ちをすべて理解するのは、相手にとってとても難しいことでしょう。
結局、自分の気持ちは自分自身にしかわからないものです。
つまり、自分を責める必要も相手を責める必要もないのです。
さて、この自分自身にしかわからないはずの気持ちですが、本当に自分自身でわかっているでしょうか?
あなたは、自分がどういう状況を幸せだと感じているのか、うまく説明できますか?
ここで改めて、毎日の生活で関わるたくさんの人や出来事と、いかに関わっていくのが自分自身にとって幸せであるか、じっくり見つめ直してみましょう。
では、次の4つ質問について、考えてみてください。
1)あなたが幸せだと感じるのは、何をしている時ですか?
2)あなたが幸せだと感じるのは、誰と一緒にいる時ですか?
3)あなたは、どれくらい、また、どのように、幸せを感じていますか?
4)あなたは、何故、それを幸せだと感じるのでしょう?
いかがでしょうか?
このように、自分の気持ちに向き合うのは面倒な作業かもしれません。
でも、自分らしくあるために、とても大切なことのひとつです。
ご自分の幸せの価値観をクリアにすることで、他...
心の冷え症外来
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2013-01-23T15:28:08+09:00
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2013-01-21T17:59:10+09:00
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白子の茶碗蒸し(2人分)
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=38
1月20日は大寒。
二十四節気・最後の大寒は、一年で最も寒さの厳しい時季で、インフルエンザや風邪が流行る時期でもあります。
でも、悪いことばかりではありません!
この時期に仕込む味噌や日本酒は、「大寒づくり」と呼ばれる美味しい食材の代名詞。また、寒ブリ・寒サバ・寒ヒラメ…と、冬に採れる魚に、わざわざ「寒」をつけて呼ぶのは、春から初夏にかけての産卵に備えて冬の間に栄養を蓄えるため、脂がのっておいしくなる時期だから。
というわけで、今回のおいしい食材は、これまた寒のうちに食べたい美味・タラの白子(の精巣)です。タラは魚偏に雪と書くほど、寒い時季が旬の魚。「鱈腹」という言葉があるように、普段は水深500m位の深海でじっとしていて落ちてきたものを何でも食べている魚で、冬になると産卵のために浅瀬に上がってくる習性を持っています。
タラの白子は、100gあたり13.4gとタンパク質の含有量が多く、赤血球をはじめとする細胞の代謝に不可欠なビタミンB12、カルシウムの吸収や骨の代謝に欠かせないビタミンDが豊富。カリウムやリンなどのミネラルもたっぷりです。鍋に入れたり蒸し物にしたりと、美味しい食べ方がいっぱいの白子ですが、今回は茶碗蒸しの具材にしてみましたので、お試しください。
材料
白子 半分
卵 1個
出汁 150cc
薄口醤油 小さじ1/4
塩 少々
☆あんかけ用出汁 200cc
☆薄口醤油 少々
☆塩 少々
☆片栗粉 少々
わさび 少々
※☆印はあんかけの材料
作り方
白子は洗って一口大に切り、さっと湯通ししておく
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レシピ
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2013-01-21T13:28:15+09:00
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豆乳仕立ての変わり鍋(2〜3人分)
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=36
1月5日は小寒。
この日は寒の入りで、節分までが寒。大寒と共に一年でもっとも寒く、空気が乾燥して肌荒れも気になる季節ですね。
というわけで、今日のおいしい食材は胡桃(くるみ)。
胡桃は、その65%を占める脂質に、リノール酸やα‐リノレン酸などの良質な不飽和脂肪酸を多く含んでいます。
脂肪酸は、科学的構造から二重結合の数によって大きく3つに分類でき、二重結合がない飽和脂肪酸、二重結合がひとつの一価不飽和脂肪酸、二重結合を2つ以上含む多価不飽和脂肪酸に分けられます。飽和脂肪酸は肉や乳製品などの動物性脂肪、ココナッツ油など。
一価不飽和脂肪酸としては、オリーブ油に多く含まれるオレイン酸が代表的です。一価不飽和脂肪酸は、飽和脂肪酸の代わりに摂ると、動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールは減らさないという性質があります。
多価不飽和脂肪酸は、さらに二重結合の位置からn-3系脂肪酸とn-6系脂肪酸とに分けられます。
n-3系脂肪酸は、魚の油に多く含まれるEPAやDHA、エゴマや菜種の油に含まれるα-リノレン酸が代表的で、細胞膜や生理活性物質の材料となり、中性脂肪を減らして善玉コレステロールを増やしたり、血栓ができるのを防ぎ動脈硬化を予防します。
n-6系脂肪酸としては、大豆油やコーン油などに含まれるリノール酸が代表的です。悪玉コレステロールを減らしますが、摂りすぎると悪玉コレステロールだけでなく善玉コレステロールも減少させてしまうという特徴もあります。摂りすぎは肥満につながるうえ、過酸化脂質や血栓を増やして動脈硬化を進行させたり、アレルギー症状を起こす物質の合成を増やして症状を悪化させたりするといわれていますのでご注意を。
胡桃は、脂肪酸のほかにも良質のタンパク質・カルシウム・食物繊維・ビタミンB1・ビタミンE・鉄分など、ビタミン・ミネラルをバランス良く含んでおり、老化防止や体力増強に役立ちます。また、女性にとっては血流を改善して冷えを予防し、肌を潤して若々しく保つ美肌効果も期待できる嬉しい食材です。
普段はお菓子の飾りやミックスナッツの1種としてつまむ程度のことが多い胡桃です...
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2013-01-02T00:00:00+09:00
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06-ヒプノの時間【最低限の元気】
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=37
みなさま、いかがお過ごしですか?そして、心の状態はいかがですか?
今回は「最低限の元気」について、お話しましょう。
私たちは幸せになるために生まれてきました。
そして、誰もがより良い生活を送りたいと願い、毎日を生きています。
私たちの願いは様々ですが、願いを実現するためにも、最低限の元気を失わないことが大切です。
セラピーにお越しになる方々は、たくさんのお悩みを抱えていらっしゃいます。
初めていらっしゃる時は、「とても辛くて、毎日の生活がやっと・・」とおっしゃっる方が多く、どなたも顔色が良いというにはほど遠く、意気消沈されています。
それでも私たちセラピストは、そんなクライアントの話を伺いながら、セラピーにお越しになるだけの元気を残していて下さったことを、心から良かったと思うのです。
あなたの心は今、「元気の蓄え」がどれくらいありますか?
あなたにとって、最低限の元気を保つために必要なことは何でしょうか?
睡眠ですか?
もし、睡眠が不足していると思われるなら、ほんの少しでも横になれる時に、静かに目を閉じてみて下さい。
お食事ですか?
もし、思うように食事が摂れない時は、食べられる時にほんの少量でも構いません。
食べたいものだけでも、食べるようにしてみて下さい。
休息ですか?
もし、少々無理をしてでも久しぶりに休暇をとると決めたら、罪悪感は一切持たないで一日を過ごしてみて下さい。
このように、今やれることだけをやってみてください。
もし、何もしたくなければ「何もしない」という選択肢もあります。
どんな些細なことでも、自分の意志で行動することはとても大切です。
元気がない間は、自分に優しくして下さい。
常に、どんな自分も肯定して下さい。
そうしていくうちに、自然と、心は元気を取り戻していきます。
段々と元気が蓄えられ、手足やお腹 にグッと力が戻ってくると、私たちはまた「目標」を持ち始め、その実現に向かうことができます。
問題に向き合うのは、それからでも決...
心の冷え症外来
心の冷え症外来
2012-12-31T15:10:11+09:00
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ピンチョス〜スペイン風おつまみ〜(4人分)
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=35
12月21日は冬至(とうじ)。
一年のうち、昼が最も短くて夜が長い日です。伝統的には、健康を祈ってゆず湯に入ったり、カボチャを食べたりしますが、現代の日本では、街のイルミネーションも目映いクリスマスシーズン…ちょっとオシャレなオードブルでシャンパンもいいですね。
そこで、今回のおいしい食材はチーズ。チーズの歴史は古く、牛や山羊の乳を発酵させたものをナチュラルチーズ、さらに加熱処理をしたものをプロセスチーズと呼びます。
乳を脱水して固形化したチーズは、その種類により異なりますが、100gで300〜400カロリー、約25gのたんぱく質、牛乳の5〜6倍(600〜800mg)のカルシウムなどが含まれています。また、発酵という過程でタンパク質がアミノ酸に分解され、ミネラルがイオン化しているため、体内に吸収されやすい状態になっていて、カルシウムの吸収率も小魚の約2倍と効率的です。
さらに、チーズを作る際、牛乳の液体部分である乳清を取り除く段階で乳糖が除かれるため、乳製品でおなかがゴロゴロする人もチーズなら心配ご無用。
しかも、脂肪を燃焼させて体内に蓄積させない役割を持つビタミンB2、体に抵抗力をつけて免疫力を高め、皮膚や粘膜の健康を保つビタミンAも豊富。
チーズの中に含まれている必須アミノ酸のメチオニンは、肝臓の働きを助け、アルコールの分解を促します。ビタミンCとポリフェノールがたっぷりの赤ワインと一緒に食べれば、素敵なディナーになること間違いなしですね。
材料
椎茸8個(小)
マッシュルーム8個
(A)
ベーコンみじん切り1枚
にんにくみじん切り少々
パン粉大さじ3
粉チーズ大さじ2
オリーブ油小さじ2
粗挽き黒胡椒少々
ブルーチーズ50g(ピザ用チーズで代用してもOK)
パセリ・トマトのみじん切り少々
作り方
椎茸・マッシュルームは石づきを取...
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2012-12-21T00:00:00+09:00
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サツマイモと豚肉のハニーマスタード炒め(2人分)
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=34
12月7日は大雪(たいせつ)。
各地から雪の便りが届き、師走(しわす)の名の通り、先生も走るという大忙しの月。ついつい無理をしてしまいがちですね。
そんな時にホッコリする食材といえば…サツマイモ。イイ匂いを漂わせている焼き芋屋さんをみると、つい買いたくなる方も多いのではありませんか!?
サツマイモの主成分はデンプンですが、ビタミンやミネラルが豊富で、セルロース・ペクチンといった食物繊維が非常に多く含まれているのが特徴です。食物繊維は、便秘を解消するだけでなく、血液中のコレステロール値や血糖値をコントロールする働きもあって、大腸癌・高血圧・糖尿病など生活習慣病の予防にも効果的。
また、生体膜を守ってガン細胞の増殖を抑制すると言われるβ−カロチン、糖質の代謝を助けるビタミンB1、抗酸化作用があるビタミンEなどがバランス良く含まれています。
さらに、サツマイモには、コラーゲン生成を助け、免疫を強化して風邪を予防するビタミンCが豊富で、その量はなんとリンゴの10倍以上! しかも、通常は熱に弱いビタミンCですが、サツマイモの場合は加熱調理しても壊れにくく残存率が高いことが特徴。
その他、体内の余分なナトリウムを排出して高血圧やむくみの解消に効果があるカリウムがとても豊富です。さつまいもは様々な栄養素を含んだ高機能食品で、美容にも効果的な女性の味方なんですよ。ただし、美味しいからと言って食べすぎは禁物です。
材料
サツマイモ 200g(中1本)
豚肉 200g
酒大さじ 1
塩コショウ 少々
ニンニク 1かけ
好みの油 少々
酒 大さじ1
粒マスタード 大さじ1.5
醤油 小さじ1
ハチミツ 大さじ1
作り方
サツマイモを1.5cm幅に切り水にさらす
お皿に並べて濡らし...
レシピ
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2012-12-08T18:55:31+09:00
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2012-11-22T17:45:29+09:00
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キノコのポタージュ(2人分)
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=32
11月22日は小雪(しょうせつ)。
二十四節気では、わずかながら雪が降り始める頃とされていますが、温暖化の進んだ現在、関東以西の平地では、初雪までもう少し時間がありそうですね。とはいえ冬も本番を迎え、松葉ガニ・越前ガニとも呼ばれるズワイガニも解禁。鍋がおいしい季節です。
そこで、今回のおいしい食材はキノコ。なかでも舞茸(まいたけ)は、昔から見つけると舞い上がるほど嬉しいキノコだから、舞茸と呼ばれたのだとか。サルノコシカケ科のキノコで、味も良いし健康にも良いと重宝され、1975年頃から食用キノコとして人工栽培が行われています。
また抗酸化力が強く、免疫力を活性化して癌の発生・増殖を予防するβ−グルカンが豊富に含まれていることでも有名です。食物繊維の固まりで、かつノンカロリーとあれば、女性のカロリーコントロールにとっても嬉しい食材ですよね。手軽な鍋の材料としても大活躍のキノコですが、今回ご紹介するのはスープ。色々なキノコがたっぷり入った温かいスープを飲んで身も心もホッと温め、風邪を予防しましょう。
材料
舞茸1/2パック
生椎茸4枚
エリンギ1本
※キノコは合わせて150g
玉葱1/2個
バター大さじ1
水200cc
固形スープ1個
牛乳200cc
生クリーム大さじ1
塩コショウ
作り方
玉葱は薄切り、キノコは処理をして一口大に切る
鍋にバターを溶かし玉葱を炒める。しんなりしたらキノコと水・スープを入れ、蓋をして10〜15分煮る
粗熱をとってミキサーにかける
鍋に戻し、牛乳を加えて温める
塩コショウで味を調え、生クリームを加える
レシピ
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2012-11-22T01:12:36+09:00
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蓮根の金平(2人分)
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=31
11月7日は早くも立冬。
余談ですが、毎年11月7日を1・1・0・7=「いいおんな」と読み替えて、女性のパーティーを始めて早13年…食べっぷりのいい女や飲みっぷりのいい女など、色々な分野で活躍する女性たちが集う会は、いつも笑いと活気にあふれて、明日への元気をもらう場となっています。
さて、立冬から立春の前日までが冬…空気が乾燥して風邪を引きやすい時季のため、そろそろ加湿器の登場時期かもしれません。
というわけで、今回のおいしい食材は蓮根。
お正月には、蓮根の穴が先を見通す縁起物として使われています。
美しい女性に欠かせない食物繊維たっぷりの蓮根は、漢方的にはノドの渇きをいやし、呼吸器の機能を高め、水分を補う働きがあるとされ、乾燥が気になるこれからの季節にぴったりです。また、野菜に含まれることが少ないビタミンB12や造血ビタミンと呼ばれているビタミンB6を含んでいるので、貧血の予防も期待できます。
材料
蓮根200g
人参150g
糸こんにゃく300g
ごま油大さじ1
顆粒だし少々
砂糖大さじ2
醤油大さじ2
作り方
蓮根はスライスし、酢水につけておく
人参もスライスし、糸こんにゃくはさっと湯通しする
フライパンにごま油を熱し、水を切った糸こんにゃくを入れて炒める
糸こんにゃくが少しパラパラになったら、水を切った蓮根と人参を入れて炒める
よく火が通ったら、顆粒だしと砂糖と醤油を入れさっと炒める
レシピ
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2012-11-06T18:03:07+09:00
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05-ヒプノの時間【言葉の力】
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=30
皆様、いかがお過ごしですか?そして、心の状態はいかがですか?
今回は「言葉の力」についてお話しします。
みなさんは「言霊(ことだま)」という言葉をご存知ですか?
これは、言葉には魂が宿り、1つ1つの言葉は無意識に心に影響を与えるパワーを持っていることを意味しています。
他人から言われた言葉に傷ついたり喜んだりするように、実は、普段自分が使う言葉のパワーも自分自身に大きな影響を与えているんですよ。
多くの方が毎日を気持ち良く過ごしたいと願っています。
でも、ついつい愚痴を言っているという方も多いのではないでしょうか?
そこで、毎日がセルフセラピーだと思って、使う言葉を気持ちの良いものに変えてみてはいかがでしょうか?
たとえば、美味しいものを食べている時には「美味しい!」と言葉にしたり、奇麗なものを見たときは「わあ、キレイ!」などと、心からの感動を言葉で表現してみてください。
喜びに心を動かすことは、心が健やかな状態を保つ秘訣とも言えます。
あなたは、親しい友人に愚痴をこぼすことでストレス解消をしていませんか。
愚痴が悪い訳ではありませんが、毎回同じ愚痴になってしまい、優しい友人を困らせているかもしれません。
あなたは、後ろ向きな言葉で自分をとても可哀想な人にしていませんか。
可哀想な状態を続けているのは、自分自身をいたわる手段なのかもしれません。
でも、あなたがこれらのことに気付き、何とか愚痴らずに前向きな解決を望むのであれば、「どうせ」や「無理」という言葉を「きっと」や「出来る」に変えて行きましょう。
誰もが愛されるべき存在です。
特別なことが何もなくても、自分自身を大切にして毎日を過ごしてよいのだと、自分で自分に許可を与えることがとても重要です。
多くの人が望まれて生まれてきました。
両親をはじめ、周囲からたくさんの愛情を受けて大きくなりました。
それでも、誰もが「愛されたい、大切にされたい」と願っています。
大人になって社会に出ると、子供の頃のように周囲が褒めてくれたり、守ってくれたりというわけにはいきません。
ですか...
心の冷え症外来
心の冷え症外来
2012-11-06T14:04:49+09:00
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さんまのイタリアン巻き(2人分)
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=29
10月23日は霜降。
朝夕はめっきり寒くなり、露が冷気によって霜となる晩秋で、木枯らしが吹き始めるのもこの頃です。
さて、今回のおいしい食材は秋刀魚(さんま)。 秋刀魚は、江戸時代から大衆魚として親しまれてきた栄養価に優れた青魚で、必須アミノ酸をバランス良く含み、貧血防止に効果のある鉄分や粘膜を丈夫にするビタミンA、そしてカルシウムとその吸収を助けるビタミンDも多く含まれていて、成長期の子供や中高年の方は、特に積極的に摂りたい魚です。
さらに血液をサラサラに保ち、コレステロール値を下げる働きのある不飽和脂肪酸のDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)が豊富なのも特徴。 DHAには脳細胞の働きを活発にして学習能力を向上させ、認知症を防ぐ効果も期待できるんですよ。
加えて秋刀魚には、コレステロールの代謝促進や肝臓強化に優れた効果を発揮するタウリンが豊富で、血合いには貧血に有効なビタミンB12が多く含まれています。 これら秋刀魚の効果は主に脂にあるので、脂を落とさないように調理するようにしたいですね。
材料
さんま(3枚おろし)2匹
バジル 12枚程度
モッツアレラチーズ 50g
しめじ(他 きのこ類)1/2パック(かざり)
小麦粉
にんにく 1かけ
オリーブ油
塩コショウ
白ワイン 大さじ2
作り方
さんまを並べて塩コショウをし、小麦粉をふっておく。
さんまの上にバジルとスライスしたモッツアレラチーズを並べ、くるくる巻いて楊枝で止める。
フライパンにオリーブ油とみじん切りにしたにんにくを入れ、にんにくから香りがしてきたら、さんま と きのこ を入れて焼く。
白ワインを入れ、蓋をして蒸し焼きにする。
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2012-10-23T00:00:00+09:00
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鮭のムニエル ソースかけ
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=28
10月8日は寒露。
寒露とは、晩夏から初秋にかけて野草に宿る冷たい露のこと。紅葉が濃くなり、燕などの夏鳥と雁などの冬鳥が交代する時期でもあります。
この頃になると五穀の収穫もたけなわで、食欲の秋真っ盛りです。
さて、今回のおいしい食材は鮭。
鮭を含むサケ科の魚は、約70種もの品種があると言われ、たんぱく質が豊富で消化・吸収にも優れています。 また鮭には、抗酸化作用の強いDHA(ドコサへキサエン酸)とEPA(エイコサぺンタエン酸)が多く含まれ、動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞・糖尿病など生活習慣病の予防や学習・記憶能力の向上に効果があると言われています。
それ以外にも骨粗鬆症の予防に効果があるカルシウム、コレステロールの代謝促進や肝臓強化に優れた効果を発揮するタウリン、核酸の代謝を促進するアルギニンなどが含まれています。
材料
鮭 2切
作り方
ムニエルにする
<ソース1>うま塩ネギ油
【材料】
ねぎ(白い部分)50g
粉山椒少々
塩小さじ1/2
ごま油50ml
【作り方】
長ネギをみじん切りして粉山椒と塩をまぶしておく。
鍋にごま油をいれて強火で煙が出るまで熱する。
耐熱容器に1を入れ、2をかけて混ぜる。
<ソース2>しょうがマヨネーズ
【材料】
おろし生姜小さじ2
卵黄1こ
酢大さじ1
油180ml
塩小さじ1/2
こしょう少々
【作り方】
ボウルに卵黄と酢をいれ、泡だて器でよく混ぜ、塩・胡椒を加え...
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2012-10-06T00:00:00+09:00
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翡翠茄子
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=27
9月22日:秋分
秋分は春分と同じく、昼の長さと夜の長さが同じになる日で、この日を境に夜の方が長くなっていきます。まだ夏の暑さは残っていますが、少しずつ秋へと移行する時期ですね。
さて、今回のおいしい食材は、ナス。
夏から秋にかけておいしくなるナスですが、その90%以上が水分でできており、ミネラル類もビタミン類も少なく低カロリーです。奈良時代に日本に渡来したナスですが、のぼせや高血圧症の改善に良いとされています。
また、ナスの色素はナスニンとヒアシンというもので、この色素は酸性では赤色になりアルカリ性では青色になる性質を持ち、コレステロール値を下げて動脈硬化の予防に効果的。水溶性のため煮物にすると色が溶出したり煮崩れしたりするので、油を使った料理が最適です。ぬか漬けなどに釘やミョウバンを入れるのは、ナスニンを鉄やミョウバンと結合させて色止めするためです。
「秋茄子は嫁に食わすな」という言い伝えがあります。これは「秋のナスはおいしいから嫁に食べさすのはもったいない」というようにいわれていますが、もう一つに「ナスは体を冷やすのでナスを食べ過ぎて体を冷やし流産することがないようにと気を使った知恵」とも言われています。
材料
茄子
揚げ油
出し汁20cc
醤油30cc
みりん30cc
青シソ・みょうが・しょうが
作り方
茄子はヘタと先端を切り落とし、縦半分に切る。
180度の油で揚げ、氷水にとって皮をむく。
調味料と合わせただし汁に漬ける。
皿に盛り、薬味を飾る。
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2012-09-20T00:00:00+09:00
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冬瓜としょうがのスープ
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=26
9月7日は白露。
白露とは 「陰気ようやく重なり、露凝って白し」から名付けられ、秋が本格的に到来し草花に朝露がつくようになるという意味です。
太陽が離れていくため、空もだんだんと高くなって、昼間は暑くても朝夕は涼しい風が吹きはじめます。
さて、今回のおいしい食材は冬瓜。
原産はインド・東南アジアで、日本では平安時代から栽培され、7 - 8月に収穫される夏の野菜で、実が食用となります。元々の名称は「冬瓜」を音読みした「とうが」で、これが転じて「とうがん」となったとか。「冬瓜」の表記は、果実を丸のまま冷暗所に置けば、他のウリ類がなくなる冬まで保存できるとされるところからとも言われています。
96%が水分のローカロリー野菜で、ビタミンC・カリウムも比較的多く、利尿作用があります。漢方では、体を冷し、熱をさます効果があるとされ、種子は冬瓜子(とうがし)、白瓜子(はくかし)、冬瓜仁(とうがにん)などと呼ばれ、利尿剤などとして用いられています。
材料
冬瓜200g
鶏肉50g
生椎茸4枚
しょうが適量
鶏がらスープ500cc
水溶き片栗粉
塩 適量
作り方
冬瓜は皮をむき、4センチぐらいの角切りにする。椎茸は千切り
鶏がらスープと冬瓜を鍋に入れ、柔らかくなるまで煮る。
生椎茸、えびを加えてさらに煮る。
おろしショウガと水溶き片栗粉を加え、塩で味を調える。
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2012-09-05T00:00:00+09:00
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書籍出版のお知らせ
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=25
新しく出版される書籍のご案内です。
■ 40歳から女性ホルモンを増やして若返る本
発売日: 8月23日発売
発行: 宝島社
定価: 880円(税込)
⇒詳しくはコチラ
■ あたため美人の冷えとりbook
発売日: 8月31日発売
発行: 日本文芸社
価格: 1,050円(税込)
■ 『未病』を自分で治す149の養生法
発売日: 8月31日発売
発行: 主婦と生活社
価格: 1,155円(税込)
お近くの書店でお取り寄せ下さい。
また、帯山中央病院内でも直接販売いたします。
※在庫切れの場合もございますので、ご来院前にご一報下さい。
医療法人 祐基会 帯山中央病院
〒862−0924 熊本市中央区帯山4丁目5番18号
TEL 096−382−6111
※当社での通信販売に関しては検討中ですので、現在のところ
書店でのご注文か、帯山中央病院内での直接販売のみとなります。
ニュース
ニュース・お知らせ
2012-08-27T17:18:15+09:00
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いちじくのソース添え
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=24
8月23日:処暑
処暑とは、暑さが終わるという意味ですが、まだまだ暑さが続き、この頃には秋の台風が心配ですね。
さて、今回のおいしい食材は、漢字で「無花果」と書く「いちじく」。
でも花がないわけではありません。いちじくの花は、果実の中にある小さな赤いつぶつぶ。表側から見えないことから「無花果」というわけ。
いちじくには、ペクチンなど食物繊維が多く、便秘にも効果的。また、切り口から出る白いミルクのような液には、タンパク質分解酵素が含まれているので、肉料理のデザートにも向いています。一般的な露地物のイチジクの収穫期は長く、8月頃から10月頃までありますから、ぜひお試しあれ。
材料(2人分)
いちじく2個(生のまま)
<ソース>利休味噌
白味噌 100g
酒80cc
みりん80cc
練りごま(白)30g
塩少々
作り方
酒とみりんを鍋に入れ、半分になるまで煮切る。
白味噌を加え、ふつふつとするまで焦げないように練る。
冷まして練りごまを加える。
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2012-08-23T00:00:00+09:00
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ガスパチョ
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=23
8月7日は立秋。
暦の上では、早くも秋を迎えたわけですが、残暑が厳しく、食欲も低下気味になってしまいます。
そこで、今回のおいしい食材はトマト。
トマトは南アメリカ原産・ナス科で、江戸時代に伝わりましたがそのときはまだ観賞用で、野菜として輸入されたのは明治時代になってからです。 炭水化物や水溶性の食物繊維であるペクチンも多く含まれています。赤い色はカロチノイドの一種であるリコピンです。リコピンは抗酸化作用が強く(β-カロテンの2倍)、活性酸素を除去してくれるため、ガンや老化などの予防に効果があるといわれています。 また、トマトの独特の酸味はクエン酸やリンゴ酸で、体内で脂肪や乳酸を分解しエネルギーに変換する役割があります。疲れのもとといわれる乳酸を分解してくれるので、疲労回復にも役立ち「夏バテ防止」のためにも大いに食べたい食材の一つですね。
今回はトマトを丸ごとしっかりいただくガスパチョをご紹介しましょう。
材料(2人分)
トマト500g(皮をむく)
赤パプリカ1こ(種を取る)
ピーマン2こ(種を取る)
きゅうり1本(皮をむく)
玉葱1/4
にんにく2かけ
フランスパン1切
オリーブオイル大さじ5
ワインビネガー大さじ5
水1〜2カップ
粉末クミン少々
パプリカ少々
塩・こしょう少々
エビ(飾り) 2匹
作り方
全体をミキサーにかける。
水量でやわらかなクリーム状になるまで調整する。
しっかりと冷やし、好みで細かく切ったトマト・ピーマン・きゅうりなどを飾る。
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2012-08-07T00:00:00+09:00
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サーバーを移転いたしました。
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=3
2012年7月31日にホームページのサーバーを移転いたしました。
今後とも、よろしくお願いいたします。
ニュース
ニュース・お知らせ
2012-07-31T00:00:00+09:00
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スペアリブの黒酢オイスター焼き
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=22
7月22日は大暑、暑さが最も厳しくなる頃ですね。
暑さを乗り切るために鰻を食べる方も多いと思いますが、今年の土用の丑の日は、7月27日。
土用とは、立春・立夏・立秋・立冬までの18日間、つまり季節が変わる最後の18日間を指し、年に4回あります。丑の日は災難を受けやすい日と言われ、その災難を避けるため、丑の方角の守護神・玄武という黒い神様にちなんで、黒い物を食べるようになりました。
夏の土用・丑の日にウナギを食べるようになったのは、売れないうなぎ屋が平賀源内に相談したところ、丑の日に「う」のつくものを食べると夏バテしないとアドバイスしたからという説が有力で、ビタミンAやBが豊富なスタミナ食。でも、今年はウナギの稚魚の不良で、ウナギがかつてないほど高騰しています。
そこで、今回のおいしい食材はウナギに負けずとも劣らないビタミンBや蛋白質の豊富な豚肉。前置きが随分長くなりましたが、豚肉を使ったスタミナ料理をご紹介しましょう。
材料(2人分)
スペアリブ 4〜6本
長ねぎ 1本
塩コショウ
黒酢 大さじ3
砂糖 大さじ11/2
オイスターソース 大さじ1
作り方
スペアリブに塩コショウをする ねぎは白髪ねぎにする
フライパンを中火で熱し、スペアリブを入れて焼きつける。全体に焼き目がついたら蓋をして弱火で10分蒸し焼きにする。
竹串をさして火の通りを確認し、焼けていたら周囲の脂をペーパータオルで吸ってから調味料を加え、スペアリブに煮詰めながらからめる。
皿に盛り、ネギをのせる。
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2012-07-22T00:00:00+09:00
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ゴーヤの肉巻スティック
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=21
7月7日は小暑、そして七夕ですね。
小暑とは、梅雨が明け暑さが徐々に強くなっていくという意味で、暑中見舞いを出し始める時期です。
今回のおいしい食材は、ゴーヤ。
ゴーヤはニガウリとも呼ばれるウリ科の植物で、6月〜8月に旬を迎えます。最近は、そのツルや葉でグリーンカーテンと呼ばれる日よけを作り、節電に役立つエコな植物としても大活躍。
ゴーヤは苦くて苦手!という方も多いかもしれませんが、漢方的にいうと苦味は、夏の暑さで負担のかかる循環器系にとても良いもの。 また、ゴーヤ100gにはおよそレモンの約5個分のビタミンCが含まれ、しかもゴーヤに含まれるビタミンCは加熱しても減少しないのが大きな特徴です。
ゴーヤにはビタミンCのほかにも、食物繊維やカロチン、ビタミンB1や鉄・カリウム・リン・カルシウムなどミネラルが豊富です。暑い夏には積極的に食べて、夏バテを予防をしましょう。
材料
ゴーヤ1本
豚もも肉薄切り
油 適量
砂糖・醤油 各大1
作り方
ゴーヤは種とワタをとり、縦に細く6等分に切る。
塩をすり込み、ゆでて、冷ましておく。
豚薄切り肉を2に巻き、フライパンで焼く。
砂糖・醤油で味を付ける。
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2012-07-07T00:00:00+09:00
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桃とトマトの冷製カッペリーニ
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=20
6月21日:夏至
夏至とは、「日長きこと至る(きわまる)」という意味。一年でもっとも昼が長い日です。
節電の夏は、蒸し暑く、食欲も低下気味になってしまいます。 そこで、今回の食材は桃。甘い香りを持ち、見た目も美しい桃ですが、みずみずしく甘い果肉には、ペクチンという水様性食物繊維が豊富に含まれています。
ペクチンには、血糖抑制効果やコレステロール吸収抑制効果・整腸作用があり、生活習慣病の予防効果が期待できます。
また、クエン酸やリンゴ酸も豊富で、疲労回復効果もあります。
材料(2人分)
パスタ(カッペリーニ) 150g
白桃 1個
トマト 1個
レモン汁 大さじ1
にんにく 1かけ
オリーブオイル 大さじ1
塩 小さじ1/4
ブラックペッパー 適量(お好みで)
作り方
桃は半分をすりおろし、もう半分は角切りしてレモン汁と和え、冷蔵庫で冷やしておく
トマトは湯剥きして1cmほどの角切りにする。
フライパンにオリーブオイル・みじん切りにしたにんにくを入れて弱火にかけ、香りが立ったらすりおろした桃・トマトを加えてひと煮立ちさせ火を止める
塩で味を調え、ボウルに移して冷蔵庫で冷やす
茹でて冷水で締めたカッペリー二と(4)を和えて皿に盛り、角切りにした桃を載せてブラックペッパーを振る
ポイント
パスタ、ソース共にキリリと冷やして仕上げるのがコツです。
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2012-06-21T00:00:00+09:00
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空豆ディップ
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=19
6月5日:芒種
芒種とは、稲など「穂が出る穀物の種を蒔く」という意味ですが、実際の種まきはもう少し早い時期に行われます。
6月に入ると、西日本では梅雨入りも間近。早くも夏バテしている方はいらっしゃいませんか? 今回の食材は空豆。鞘が上空に向かって伸びていくことからこの名があるそうですが、そら豆は、豆類の中でも特にビタミンB1・B2・亜鉛が豊富です。
B1は疲労回復、B2は糖質や脂質をエネルギーに変える働きがあります。
また、亜鉛には細胞新生を活発にして皮膚や骨の発育を促し、免疫力や生殖機能を高めたり、味覚を正常に保ったりする作用があります。
材料(2〜3人分)
空豆 120g
むき海老 60g
オリーブ油 適量(お好みで)
にんにく 1/2かけ
塩コショウ 少々
フランスパン 小1/2本
作り方
たっぷりの湯を沸かし、塩(分量外)少々を入れて空豆を茹でる
フライパンにオリーブ油を熱し、にんにくと海老を炒める。塩コショウで味付けする
(1)と(2)をフードプロセッサーにかける
味を確認して塩コショウで調え、パサつきがなくなり滑らかになるまでオリーブ油を加えて混ぜる
スライスし、トーストしたフランスパンに載せる
ポイント
最後にもう一度オリーブオイルを回しかけてもGood!
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2012-06-05T00:00:00+09:00
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アスパラガスのポーチドエッグ添え
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=18
5月21日:小満
小満とは、秋に蒔いた麦などの穂がつく頃で、穂がつくと「今のところは順調でよかった」と満足したことから、小満という名前が付いたといいます。
今回のおいしい食材はアスパラガス。アスパラガスは、βカロテン・ビタミンB群・ビタミンC・ビタミンE・カリウム・カルシウム・亜鉛・鉄分などを豊富に含有しています。
このほか、抗酸化物質である「ルチン」による血管強化やアミノ酸の一種「アスパラギン酸」による新陳代謝の活性化効果、疲労物質の除去効果による疲労回復効果などが期待できます。
材料(2人分)
アスパラガス 5〜6本
卵 1個
酢 湯500ccに対して100cc
パルミジャーノチーズ 適量
オリーブオイル 適量
塩コショウ 適量
作り方
アスパラは根元の硬い皮を数センチほど剥いておく
塩(分量外・少々)を入れて沸騰させた湯に、アスパラを根元から入れる(穂先を掴んで入れる)
20秒ほど経ったら、手を放して全体を鍋に入れ、1分ほど茹でる
別の鍋に湯を沸かし、酢を加えて沸騰させる
あらかじめお椀に割り入れておいた卵をそっと湯に落とす。卵が沈んだら蓋をして3〜4分待つ
卵をお玉ですくい、色よく茹でたアスパラに添える。
好みでチーズ・塩コショウを削りかけ、オリーブオイルを回しかける
ポイント
ポーチドエッグは、半熟の目玉焼きに替えて作っても美味しいですよ!
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2012-05-21T00:00:00+09:00
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えんどう豆ご飯
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=17
5月5日:立夏
今年は特に天候不順で寒い日もあり、夏といってもピンときませんが、暦の上では早くも夏の始まりです。
今回の食材はえんどう豆。一言でえんどう豆といっても、収穫時期などによりさまざまなものがあります。
柔らかい鞘を食べる「さやえんどう」、未熟な若い豆が「青エンドウ」ともいわれるグリーンピース、鞘と豆の両方をいただく「スナップえんどう」などなど。
熟した豆は「ウグイス豆」と呼ばれ、種類も食べ方も豊富です。
グリーンピースの栄養素は高く、βカロテン・ビタミンC・ビタミンB群も豊富です。中でもビタミンB2の含有量が多く、ビタミンCとの相乗効果により美肌効果が期待できます。
このほか、カリウムや食物繊維なども多く含有しており、体内の余分なナトリウムの排出や便秘解消効果などがあります。
材料(4人分)
えんどう豆(グリーンピース) 鞘から出して100g
米 2合
塩 少々
酒 少々
昆布 小1枚
作り方
米は洗って酒と塩を少々入れ、炊飯器の目盛通りの水に昆布を加えて浸してから炊く
ボウルに鞘から出したえんどう豆と塩ひとつまみを入れ、ボウルを10回ほど回しなじませる
沸騰したお湯に(2)を入れて柔らかくなるまで煮る
煮あがった豆を笊に取り、粗熱が取れたら水の中につけておく(ふっくら柔らかい豆ができる)
米が炊き上がったら昆布を取り出して混ぜ、水から取り出した豆を混ぜる
ポイント
定番・お馴染みの豆ご飯ですが、一手間かけることで緑色が鮮やか&ふっくらおいしく仕上がります!
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2012-05-05T00:00:00+09:00
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筍のアンチョビソース
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=16
4月20日:穀雨
「百穀春雨に潤う」といって、この時期に降る雨は百穀を潤すとされる春の最後の節気です。
また新年度が始まり、何かと緊張して疲れが出始める頃でもありますね。
今回の食材は筍。「雨後の筍」という諺があるように、雨上りの筍はニョキニョキと沢山生えてみずみずしく、美味しいものです。
時間が経つとえぐみが増すため、なるべく新鮮なうちに茹でていただきましょう。
ちなみに、茹でた節の間にある白い粉は何かご存知ですか?
これは、アミノ酸のひとつ「チロシン」の結晶で、ドーパミンやアドレナリンといった集中力を高める神経伝達物質の原料となるものです。
つい余分なものと取り除いてしまいがちですが、忙しくストレスの多い時期の脳の活性化のためにも、積極的に食べましょう。
材料(2人分)
筍 100g
にんにく 1かけ
アンチョビ 4匹(約20g)
オリーブ油 大さじ1
作り方
筍は茹でて1cmの輪切りにし、穂先はくし形に切る
茹でた筍をフライパンや網でこんがりと両面焼き、皿に盛りつける
フライパンにオリーブ油とみじん切りにしたにんにくを入れて火にかけ、アンチョビを炒める
筍の上にかける
ポイント
筍は軽く焦げ目が付く程度に焼くと香ばしさが増します。
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2012-04-20T00:00:00+09:00
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クレソンと牛肉のサラダ
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=15
4月4日:清明
清明とは「清浄明潔」の略。
すべてが清々しく美しい季節です。木々が芽吹き、桜が咲き、ワラビやタラの芽・山ウド・蕗など山菜がおいしい時期でもありますね。
今回の食材はクレソン。日本には明治3〜4年に渡来し、はじめは外国人の料理用に栽培されていたようですが、現在では各地の渓流や池などに野性化して自生しています。
クレソンにはちょっぴり辛みがありますが、この辛み成分はワサビやダイコンなどと同じカラシ油配糖体のシニグリンという物質。
食欲増進や消化促進をする効果や血液の酸化防止効果があるため、肉料理に添えられていることが多いのです。
クレソンは栄養価も高く、カルシウム・リン・鉄分などの無機質やビタミンC・カロチンが豊富に含まれています。
材料(4人分)
クレソン 130g
牛肉 240g
玉ねぎ 1個
オリーブ油 大さじ1
塩コショウ 少々
レモン汁 大さじ1
作り方
クレソンは洗い、硬い茎を取って、ボウルに入れる
玉ねぎは薄切りにする
フライパンにオリーブ油を入れ、牛肉と玉ねぎを炒める
塩コショウで味をつけた後、クレソンが入ったボウルに入れる
レモン汁を加えて、全体を和える
ポイント
お好みでナンプラー・唐辛子・きび砂糖を加えてタイ風にしても美味。
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2012-04-04T00:00:00+09:00
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ブイヤベース
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=14
3月20日:春分 春分は、昼と夜の長さが同じになる日です。
昔の人はこの日を「自然に感謝し春を祝福する日」だと感じていました。
それは冬眠をしていた生物が動き初め、人の生活にも新しい希望と活力がもたらされる時期だからです。
またこの日の前後に、家族でご先祖様のお墓参りに行く習慣もあります。
さて、今回のおいしい食材は今が旬のはまぐり蛤。
蛤はおいしいだけでなく、昔から貝殻を絵合わせで使うなど、私たち日本人にとってなくてはならない食材。
蛤は、低脂肪でコレステロールが少なく、粘膜を保護するビタミンB2、貧血の予防になるビタミンB12や鉄、骨や歯の発育を促進させ骨粗鬆症の予防になるカルシウム、味覚障害を予防する亜鉛なども多く含んでいます。
また、蛤は、血圧やコレステロールを下げ、肝機能を高めて解毒作用を促進する働きのあるタウリンを多く含んでおり、生活習慣病の予防に効果があります。
これらの栄養素を丸ごと頂くには、お吸い物のように汁ごと頂くのがコツ。
今回はお家でできる簡単なブイヤベースをご紹介しましょう。
材料
はまぐり 8個
いか 1杯
エビ 4尾
カニ 2匹
たら 2切
小麦粉 少々(たらにまぶす)
オリーブ油 大さじ1
にんにく 1かけ
玉葱 1個
セロリ 1本
赤唐辛子 1本
白ワイン 100cc
水 400cc
カットトマト缶 1缶(400g)
コンソメ 1個
サフラン 少々
作り方
ハマグリは殻を洗っておく
エビは背ワタを取る
いかはワタを取りぶつ切りにする
...
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2012-03-19T00:00:00+09:00
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酒粕のチキンシチュー
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=13
3月5日は啓蟄。啓蟄とは、土の中で縮こまっていた虫が穴を開いて動き出す日のことです。
この時期は、一雨降るごとに気温があがってゆき、春に近づき、日差しも徐々に暖かくなってきますよね。
でも、3月といえば、忘れてはならない行事があります。
そうです、3月3日は5節句のひとつ、じょうし上巳の節句。
桃が咲く時期と重なることから、桃が邪気を祓い長寿を保つと言う中国思想の影響を受けて、「桃の節句」とも言われます。
元々3月初旬は、草や藁で作ったひとがた人形の体を撫で穢れを移し、健康を祈って災厄を祓うことを目的とした農村儀礼が行われていました。
平安頃からは、紙で作った人形で体を撫でて穢れを落とした後、海や川に流していたようですが、江戸時代に入った頃から、現在の雛壇を飾る行事に移行したと言われています。
また、平安貴族の子女は、人形で日常生活を真似たごっこ遊びをしていたようで、この遊びが後に女の子の誕生と成長を祝う「雛祭り」として一般に浸透したようです。
さて、雛祭りの定番といえば、雛あられに白酒。
白く濁っているお酒として「甘酒」と混同されやすいですが、「甘酒」は米と米麹を混ぜて保温して作ったアルコールを含まない飲み物。
一方の「白酒」は、蒸したもち米と米麹に焼酎やみりんを仕込み、1か月ほど熟成させて丁寧にすりつぶして作った、アルコールが10%前後含まれているお酒です。
でも、今回の主役はお酒からとった酒粕。
酒粕とは、日本酒などのもろみを圧搾した後に残る白色の固形物のことで、栄養価が高く、栄養成分としてたんぱく質、炭水化物、食物繊維、ビタミン類、有機酸、ミネラルなどが含まれているほか、ペプチドやアミノ酸、麹菌、酵母菌由来のグルカン、葉酸なども含まれています。
材料
鶏手羽元8本
人参1本
南瓜1/8個
玉葱1個
生椎茸4枚
玉葱 1個
酒粕50g
味噌1...
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2012-03-03T00:00:00+09:00
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キャベツコロッケ
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立春を過ぎて暦の上では春、2月19日は二十四節気の二番目・雨水うすいです。
雨水とは、雪が雨に変わり雪解けが始まるという日で、忍び寄る春の気配に草木が蘇るという意味があります。
とはいえ東日本ではまだ雪が深く、関東・東海地方は、この時期から雪が降り始めることも多いですね。
さて、今回のおいしい主役はキャベツ。 ブロッコリーやカリフラワー・ケールなどと同じアブラナ科の植物で、一年中出回るキャベツですが、これからの春は特においしく、食物繊維やビタミン・ミネラルが豊富です。
なかでも、抗酸化作用のある多量のVit.Cに加え、Vit.UとVit.Kが特徴的で、そもそもキャベツから発見されたビタミンUには、胃粘膜を丈夫にし、胃・十二指腸の潰瘍発生を抑制するはたらきがあります。
また、ビタミンKには、出血を止める血液凝固作用や骨にカルシウムが定着するのを助けるはたらきがあり、骨粗鬆症の予防に効果があります。 ビタミンKが不足すると、骨に十分なカルシウムが取りこめなくなって骨がもろくなり、鼻出血や消化管出血などをおこしやすくなります。
材料
キャベツ 380g
玉葱1こ
ハム4枚
生椎茸4枚
バター20g
小麦粉30g(ホワイトソース用)
低脂肪乳200cc
塩
胡椒
コロッケの衣用の小麦粉・卵・パン粉
揚げ用の油
作り方
キャベツ、玉葱、生椎茸、ハムを千切りにする
フライパンで1を炒める
少ししんなりしたらバターを加え、良く炒める
小麦粉を加えて良くからめ、低脂肪乳を少しずつ加えて伸ばす
塩と胡椒で味をつける
バットなどにうつし、手で成形できるまで冷ます
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レシピ
Dr.CaCo kitchen
2012-02-20T00:00:00+09:00
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鶏肉のココアソース煮
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2月3日は節分。
新年を迎える前日・大晦日に、除夜の鐘をついて煩悩を払い清らかな心で新年を迎えるように、新しい春を迎える立春の前日である節分には、 体に溜まったけがれを豆まきで清め、ヒイラギの小枝にイワシの頭を刺したものを軒下に飾って災いが家内に入り込むのを防ぐ習慣があります。
そして、2月4日・立春は、「寒さがあけて春に入る日」いわば春の初日で二十四節気の最初にあたります。
春は陽気が成長し、「肝」の働きが盛んになって精神・情動の活動が上昇し、興奮しやすい時期でもあります。
今回は、「肝」の現代医学的意味のひとつである「肝臓」にやさしい物質として有名な抗酸化物質・ポリフェノールのお話をしましょう。 ポリフェノールといえばフレンチパラドックスで知られる赤ワインが有名で、動物性脂肪が多い食事の割にフランス人に虚血性心疾患が少ないのは、赤ワインの効果だといわれています。
でも、ここでご紹介するのはカカオ。ココアやチョコレートの原料となるカカオ豆に含まれる「カカオマスポリフェーノール」は、赤ワインに含まれるポリフェノール以上に抗酸化作用が強いと言われています。
その効用も多岐にわたり、悪玉コレステロールの発生を防いで血液をサラサラに保ち、アレルギー症状の緩和やストレス解消の効果も認められています。
また、食物繊維も多く、不溶性食物繊維の一種であるリグニンには、便秘予防・有害物質除去・コレステロール低下作用があります。
さらに、ココアの脂質には、酸化しにくくコレステロール低下作用のある一価不飽和脂肪酸であるオレイン酸も多く含まれています。
ただし、チョコレートには砂糖や脂質が多い(板チョコ1枚400kcal)ので、料理には無糖の純ココアを使うとよいでしょう。
材料
鶏もも肉(皮なし) 400g
無糖ココア 大さじ2
コンソメスープの素 10g
トマトカット缶 1缶(400g)
人参 1本
玉葱 1個
にんにく 1かけ
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レシピ
Dr.CaCo kitchen
2012-02-05T00:00:00+09:00
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味噌グラタンソース
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1月20日は二十四節気の最後にあたる第24・大寒です。
大寒とは、一年でもっとも寒い時期という意味で、小寒から大寒までの15日間と大寒から立春までの15日間の合計30日間を「寒の内」といい、耐寒のための様々な行事が行われます。
また、寒気を利用した食物(凍り豆腐、寒天、酒、味噌など)を仕込む時期でもあります。
というわけで、今回は味噌のお話をしましょう。
味噌の話
味噌は、動物や魚の肉、穀類などをつぶして、塩と酒を混ぜて壺につけこみ、発酵させた古代中国のひしお醤を起源として、飛鳥時代〜奈良時代に中国から朝鮮半島を経て日本へ伝わったもので、日本独自の味噌作りが始まったのは平安時代の後期頃だと言われています。
しかし、味噌の原型となる大豆の醤は日本でも古くから食べられていたとも推測され、弥生時代の遺跡からは穀物を塩蔵していた形跡が見つかっています。元々 の味噌は大豆を主原料とし、これに麹や塩を混ぜ合わせて発酵させたぽろぽろした状態の豆味噌タイプだったため、そのまま舐めて食べたり、田楽のように豆腐 や野菜につけて食べるおかずであり、主要な蛋白源でした。
鎌倉時代に入り、日本の湿度と気温が生み出した米麹が使われるようになって、日本特有の味噌が作られるようになり、「味噌汁」が登場。
その後、次第に庶民の食卓にも味噌が広まり、江戸時代になると自家製味噌が盛んに造られるようになり、「手前みそ」という表現が生まれました。
味噌は、消化を促進して胃腸の働きを助ける健康増進効果から、「医者殺し」と言われ、江戸末期の味噌蔵は6000余りもあったといいます。
最も寒いこの時季に味噌料理で心も体もあたためましょう。
味噌グラタンソース
豆乳でも味噌のコクでおいしいグラタンソースができます。コーンクリームが隠し味です。
じゃが芋や南瓜のグラタン、根菜類のグラタン、白身のお魚、たらことおもちを合わせて・・、鶏肉や豆腐にも合います。
材料
豆乳 200cc
小麦粉15g
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レシピ
Dr.CaCo kitchen
2012-01-19T00:00:00+09:00
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七草がゆ
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1月6日は二十四節気の第23・小寒にあたり、寒の入りといわれる最も寒い時期の始まりです。
そして、1月7日は、「人日」という五節句の最初のひとつ。 五節句とは、(1月7日・七草の節句)、(3月3日・桃の節句)、(5月5日・菖蒲の節句)、(7月7日・笹の節句)(9月9日・菊の節句)の5つの式日のことです。
古来中国では、正月の1日を鶏の日、2日を狗(犬)の日、3日を猪(豚)の日、4日を羊の日、5日を牛の日、6日を馬の日とし、それぞれの日にはその動物 を殺さないようにしていました。そして、7日目を人の日(人日)とし、犯罪者に対する刑罰は行わないことにして、この日には7種類の野菜(七草)を入れた 羹(あつもの)を食べる習慣があって、これが日本に伝わり、七種粥となったといわれています。
七草粥で体をリセット
こうして始まった七草粥ですが、1月7日の朝食に七草粥を食べてみませんか? 年末年始の御馳走やお酒で疲れた胃腸を休めて、体をリセットする良い機会です。 朝から土鍋で炊ければ理想的ですが、寒くて早起きが苦手な方やお忙しい方に、前日から仕込んで時間通りに炊きあがる・炊飯器で作るお粥も手軽で便利ですので、御紹介します。
材料
七草:セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ
米
塩
作り方
前夜、お米は洗って分量通りの水を入れる(おかゆ用)
塩をひとつまみ入れる
時間をセットする(お粥モード)
七草はさっと湯通しして細かく刻んでおく。
朝、お粥ができたら刻んだ七草を混ぜて、好みで塩などを加えて食べる。
Point!
朝から土鍋で炊ければ理想的ですが、寒くて早起きが苦手な方やお忙しい方に、前日から仕込んで時間通りに炊きあがる・炊飯器で作るお粥も手軽で便利
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2012-01-02T00:00:00+09:00
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鶏と生姜の冷え症改善美肌スープ
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=8
材料
鶏の骨付きもも肉(手羽元や骨付きぶつ切りもOK):皮と骨が付いているものがよい
干し椎茸・昆布
白菜・エノキ・マイタケ・大根・人参・牛蒡など好みの野菜各種
生姜(千切りを好みでたっぷり)・ネギ・クコの実・松の実
ハト麦:あらかじめ水につけ、軟らかくなるまでゆでておく(ゆで汁ごと入れる)
酒・塩・こしょう
作り方
鍋に水・干し椎茸・昆布・酒を入れて火にかける
野菜は適当な大きさに切っておく
沸騰前に椎茸と昆布を取り出し、椎茸は千切りにする
沸騰したら、鶏肉・生姜・ネギを入れてアクを丁寧に取りながら20分ほど煮る
ハト麦・椎茸・その他の材料を加えて弱火で煮込む
好みで塩・こしょうなどで味付けする
Point!
4 まで調理したら、野菜を多めに大きく切ってその場で鍋仕立てで食べてもよい。
その場合、基本のポン酢で具を食べて、残りのスープでハト麦雑炊をつくっても美味。
レシピ
Dr.CaCo kitchen
2011-12-26T00:00:00+09:00
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04-ヒプノの時間【心のむくみ・予防と対処法】
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=7
皆様いかがお過ごしですか?
今年はこの時期にしては珍しく寒暖の差が激しいので、お洋服選びなど対応に追われる毎日です。
毎日変化していると言えば、私たちの心も同じですね。早速、心の状態を見つめていきましょう。
前回「心のむくみ」についてお話し致しました。
ゴールデンウイークが過ぎ梅雨を控えた今頃は、心身の疲れの影響が出る頃です。最近、何となくやる気が湧かなくなってきたと感じている方も少なくないのではないでしょうか?
新しい環境で自分を出せず、感情を溜めてしまうなど、あなたの心はむくみ始めていませんか?
まず「心のむくみ・予防」についてですが、大切なのは負の感情を溜めないことです。
悲しみや寂しさ悔しさなどの感情は、どんどん膨むなど変化して行きます。様々な想いが絡み合ってからほぐすのは難しく、長く溜め込む程、元々の原因がハッキリしなくなってしまいます。
日頃からリラックスや気分転換をするなど、日常的に幸福感を味わうことがお勧めです。
「心のむくみ・対処法」は、溜め込んでしまった感情をなるべく早いうちに身体の外に出すこと。
そして、改めて原因を確認することです。
それには「感情の言語化」がお勧めです。
・話せる友人などにゆっくりと自分の想いを話す。直接話し辛い時は、メールで伝える。
・想いの全てを書き出し、静かに見つめてみる。
・今の気持ちに沿った音楽を聴く。など
想いを身体の外に出すことで、客観的に今の心の状態を捉えることができたら
・何が問題なのか?
・何故、問題なのか?
・自分はどうしたかったのか?
・この先自分はどうしたいのか? を心に聞いてみましょう。
この時、大きく感情が揺さぶられて、涙を流したりすることもあるかもしれません。涙と一緒に必要のない感情はどんどん身体の外に出してしまいましょう。
私たちの心は毎日元気な時ばかりではありません。
日々細やかに変化する心に目を向け、静かに向き合う時間を持ちましょう。
そして、感情が滞ることなく流れ、循環しているイメージを描いてみて下さい。<b...
心の冷え症外来
心の冷え症外来
2011-04-06T00:00:00+09:00
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03-ヒプノの時間【心のむくみ】
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=6
皆様いかがお過ごしですか?今年の冬は本当に寒いですね。
私も、かつて体験したことのない「冷え」の脅威に驚いています。
寒い冬は身体を動かす機会が減るので、冷えても仕方がないと半ば諦めモードでした。
しかしラジオ収録の際、血めぐり先生Dr.Cacoより「夏こそ冷え対策が重要」と伺いビックリしました。
暑い夏、冷房で身体を冷やし過ぎてしまうところからすでに始まっているのだとか。
この冬、食事にはなるべく生姜やにんにく等を加え、普段の飲み物もホットドリンクに変えました。身体の内側からポカポカする感覚が確認できると、不思議と気持ちがホッとしますね。 改めて予防の大切さを実感しています。
さて皆様は、「むくみ」は「冷え」など血行障害が主な原因だとご存知ですか?
特に原因となる病気がない、いわゆるむくみは、冷えなどにより血流が滞って水分が部分的にたまってしまった状態で、自分でできる対処法はマッサージや入浴などで血流を良くして余剰な水分を出す事だそうです。
今回はこの身体の「むくみ」を「心」に当てはめて考えてみようと思います。
私たちは日々様々な感情を持ちながら生活しています。
褒められれば「嬉しい」ですし、怒られれば「悲しい」ですね。「苦手」や「好き」などの感情もあります。
私のお友達に、「あの時あの人にこんなことを言われて腹が立った」「いつも馬鹿にされているようで悔しかった」と、昔の出来事を鮮明に憶えていて「怒り」の感情をずっと抱えている人がいます。本人は日々を楽しく穏やかに、笑って過ごしたいと望んでいるのですが‥‥。
不平や不満を口にするのが悪い訳ではありません。
ただ何度も繰り返し口にするというのは、その度に忘れたい出来事を鮮明に思い出し、当時の嫌な思いを再体験していることにります。
忘れたい想いをそのまま抱えていると、気が付くといつも誰かを批判していたり、自分に自信が持てなくなっていったり等、怒ったり落ち込んだりを繰り返し、思考がどんどんネガティブな方へと傾いていきます。負の感情が滞っていき、いわゆる心がむくんだ状態になってしまいます。 心のむくみを放ってお...
心の冷え症外来
心の冷え症外来
2011-04-05T00:00:00+09:00
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02-「ヒプノセラピー」とは?
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=5
特別なお悩みがある場合もそうでない場合も、「自分自身の心の状態を知ること」はとても大切だと思います。
今回はヒプノセラピーのご紹介です。
是非名前だけでも覚えて頂ければと思います。
「ヒプノセラピー」との「ヒプノ」という語源は、ギリシャ語の「ヒプノス」です。
この「ヒプノス」とは「眠り」という意味です。 セラピストがクライアント(セラピーを受ける方)を眠っているようなリラックスした状態に導き、セラピーを行うということから「ヒプノセラピー」と呼ばれています。 ヒプノセラピーは、人類の歴史上もっとも古くから存在した自然なセラピーです。
日本語では「催眠療法」と呼ばれています。
「催眠術」のようで怪しい響きですね。ショーで誰かを操っている場面を想像する人も多いかもしれませんが、ここではとてもリラックスして「眠っているような状態」のことを「催眠状態」と呼びます。
私たちが普段何かを判断したり、行動したりするのは「けんざい顕在いしき意識」のお仕事です。
そして、答えの選択に大きな影響を与えているのは、「潜在意識」の記憶です。 過去の体験とその時に生まれた感情の記憶は、セットで潜在意識の中にストックされていきます。
例えばみなさんに「苦手」や「恐怖」など、克服したいと思っている感情があるとします。 これらの感情が生まれるきっかけになった体験は、何歳の時のどんな体験でしょう? 頭で考えても思い出せません。何故ならそれは潜在意識の中、無意識と呼ばれる場所にあるからです。
「何故、苦手と感じてしまうのか?」「何故、緊張してしまうのか?」。 過去に何らかの体験をした際、「苦手」「緊張」という感情が生まれ、それをそのまま記憶しているので、後にそれに似た体験をする度に、「苦手」「緊張」という感情に結びつくようになる仕組みです。
ヒプノセラピーは、クライアントがリラックスするよう、ゆっくりと話しかけていきます。
脳はリラックス状態になった時潜在意識が優勢になりますから、その仕組みを使って、過去の記憶にアクセスし、きっかけになった出来事を再体験していきます。 きっかけになった出来事を再体験すると言っても、イメージの中での体験ですから安全で...
心の冷え症外来
心の冷え症外来
2011-04-03T00:00:00+09:00
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01-「心の冷え症外来」とは?
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=4
1997年に北里研究所で「冷え症外来」を開設して多くの患者様を拝見しましたが、女性の半数以上を悩ませている冷え症は、疲れやすさや胃腸の不調・めまい・頭痛など、色々な症状を併せ持つ場合が多く、漢方では、放っておくと体調を崩したり、病気を引き起こすこともある疾患予備軍・「未病」のひとつだと考えています。
その当時、冷え症外来開設に向けた準備として、職員にお願いして手足の温度と血流を測る装置をつけて実験を行っていたのですが、ある職員の測定中に何気なく職場内の話題を出したら、一気に手足の血流が減って冷たくなってしまい、本人も私もびっくり。それがきっかけで、話題に登場した人物はその職員が苦手としている上司だったとわかったのです。
漢方には「心身一如」という言葉があり、心と体は互いに影響しあう表裏一体のものです。
この例のように、心の中で苦手だと思っている人を想像するだけで、手足が冷たくなったり、血圧が上昇したり、汗や動悸などの身体的症状として表れるほど、潜在意識は体を支配しているのだと痛感しました。(実は、これらの現象を使った装置こそが嘘発見器だというのは余談ですが。)
その後も冷え症外来を担当しながら、未病とはいえ、冷え症の方たちには余りにも生真面目な人が多く、心身のストレスからか、心をも冷えている方が多いことに驚きました。
現代人を悩ませている‘うつ病‘は‘心の風邪’と呼ばれることがありますが、「心の冷え症」はその一歩手前の状態。この段階で心身のケアを怠らず整え直せば、抗鬱剤などを使わずに健常状態までもどすことが出来るかもしれません。
会社に行けない、家から出られない、誰とも話したくない、、、そんな状態になる前に心の負担を減らし、心の冷え症を改善するお手伝いができたら幸いです。
というわけで、心の冷え症にうってつけの方法があると知り、学んだのが潜在意識を改革するヒプノテラピーという心理療法。 このコーナーでは、潜在意識が心身に及ぼしている重要な影響のメカニズムや心と身体の関係などについてお話し、超リラックスする方法の指南(!)などを通じて、あなたの心が少しでも温かくなり、心身ともに元気になれるようにお役に立ちたいと思います...
心の冷え症外来
心の冷え症外来
2011-04-02T00:00:00+09:00
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著者紹介
http://drcaco.jp/blog/index.cgi?n=2
監修 漢方専門医 医学博士 Dr.CaCo M.D.,ph.D.
医学博士、日本東洋医学会専門医・指導医。
和漢医学薬学会評議員。
1987年、久留米大学医学部卒業後、熊本大学第三内科へ入局。
その後、近畿大学東洋医学研究所、北里研究所・東洋医学総合研究所を経て、現在、慶應義塾大学大学医学部漢方医学センター非常勤講師。
1997年、北里研究所にて日本初の『冷え症外来』を開設、冷え症の診断と治療にあたってきた。
2003年、慶應義塾大学大学病院・漢方クリニックにて、女性専門外来『漢方女性抗加齢外来』を開設。
また2004年、麻布ミューズクリニックを開院。
ABH (American Board of Hypnotherapy) NGH (National Guild Hypnotists) 認定セラピスト。
より健康で美しい女性の一生をサポートするために、現代医学的な診断を行った上で、漢方薬を中心とした内科治療を行っている。
その他、マスコミや講演活動を通して、漢方の啓蒙と普及に力を注いでいる。
著者 林 りか
富山県出身。国立音楽大学卒業と同時にヤマハ音楽振興会認定ボーカル科講師として稼働を始める。
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心の冷え症外来
心の冷え症外来
2011-04-01T00:00:00+09:00
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レシピ一覧
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3月21日は春分。
昼と夜の時間が等しくなり、春分の日から夏至の前日までが暦の上での「春」ですが、朝晩の気温差が大きく、別れと出会いの季節...
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1月20日は大寒。
一年で最も寒い頃ですが、そんな時期に使う美味しい食材は、今が旬の「からすみ」。からすみは、国内では長崎産が多く...
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レシピ
Dr.CaCo kitchen
2010-07-01T00:00:00+09:00