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筍のアンチョビソース


4月20日:穀雨
「百穀春雨に潤う」といって、この時期に降る雨は百穀を潤すとされる春の最後の節気です。
また新年度が始まり、何かと緊張して疲れが出始める頃でもありますね。

今回の食材は筍。「雨後の筍」という諺があるように、雨上りの筍はニョキニョキと沢山生えてみずみずしく、美味しいものです。
時間が経つとえぐみが増すため、なるべく新鮮なうちに茹でていただきましょう。

ちなみに、茹でた節の間にある白い粉は何かご存知ですか?
これは、アミノ酸のひとつ「チロシン」の結晶で、ドーパミンやアドレナリンといった集中力を高める神経伝達物質の原料となるものです。
つい余分なものと取り除いてしまいがちですが、忙しくストレスの多い時期の脳の活性化のためにも、積極的に食べましょう。

材料(2人分)

  1. 筍 100g
  2. にんにく 1かけ
  3. アンチョビ 4匹(約20g)
  4. オリーブ油 大さじ1

作り方

  1. 筍は茹でて1cmの輪切りにし、穂先はくし形に切る
  2. 茹でた筍をフライパンや網でこんがりと両面焼き、皿に盛りつける
  3. フライパンにオリーブ油とみじん切りにしたにんにくを入れて火にかけ、アンチョビを炒める
  4. 筍の上にかける

ポイント

筍は軽く焦げ目が付く程度に焼くと香ばしさが増します。