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穴子のやわらか煮(3〜4人分)


7月23日は大暑。
1年の中で最も暑い頃で、強い日差しの中、屋外で働く方たちは昼食後に短い時間でも昼寝をすると体力回復が早く、三尺(90cm)ほどの狭いスペースでも小一時間仮眠をとるとよいとされることから、この短い睡眠を三尺寝と呼ぶそうです。

猛暑の続く夏の土用、丑の日といえば鰻ですが、今回の美味しい食材は、今が旬のアナゴ。 海底の岩穴や砂の中に生息するため「穴子」という名がついたといわれ、日中は砂や岩穴の中にもぐって夜になると泳ぎ回るそうで、江戸前アナゴの夜釣りは、東京湾の夏の風物詩にもなっています。

アナゴに豊富に含まれるビタミンA(レチノール)は、粘膜や皮膚の細胞の代謝を活発にして病原菌などが侵入するのを防いだり、皮膚の潤いを保ったりする働きがあります。また、網膜で光を感じる物質である「ロドプシン」を作るときに必要な成分で、目の健康を保つうえで欠かせない成分です。

ビタミンAには、動物性のレチノールと植物性のβ‐カロテンがありますが、レチノールは吸収がよく、摂りすぎるとめまいや頭痛などの過剰症状が出るため注意が必要です。美しい素肌のためには、アナゴやレバーなどのレチノールに加え、β‐カロテンの豊富な緑黄色野菜をたっぷり摂ることが大切です。

その他、アナゴには抗酸化作用の強いビタミンEが豊富で、カルシウム、ビタミンB2・D、カリウム、不飽和脂肪酸のEPA・DHAも含み、鰻と同様、夏バテ解消にも効果的。

ここでは、甘〜い肥後の赤酒を使って、子供たちも大好きなアナゴのやわらか煮をご紹介しましょう。赤酒の代わりには、味醂を使うとよいでしょう。

材料(3〜4人分)

穴子のやわらか煮   180kcal(1人分)

  1. 穴子      2尾

 

A

  1. しょうゆ    大さじ2〜3
  2. 砂糖      大さじ2〜3
  3. 酒       大さじ2〜3
  4. 赤酒      大さじ1〜2
  5. だし      適宜

 

  1. 大葉      適宜
  2. 茄子      1本
  3. しょうゆ    少々
  4. サラダ油    適宜

 

作り方

  1. 下処理した生の穴子を食べやすい大きさに切る(3〜4等分)
  2. Aの調味料を沸騰させ、穴子を入れ中火で煮る
  3. 穴子を取り出して冷ます
  4. 残った煮汁を煮つめる
  5. 茄子を1cm程度の厚さに切り、水にさらしてアクを抜く
  6. フライパンにサラダ油を熱し、茄子を焼く(しょうゆ少々を絡めて香りをだす)
  7. 穴子に煮つめた煮汁をかけ、茄子と大葉を添え盛り付ける