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大根なます(2人分)


12月7日は大雪。
急に寒くなったと思ったら、早くも師走・・・酷暑の年は厳冬でもあるようで、各地から雪の便りが届いていますね。

街はすっかりクリスマスムードですが、ついつい調子に乗って後悔することの多い忘年会シーズンにお勧めの今回の食材は、大根。

大根の根の部分には、デンプン分解酵素のアミラーゼをはじめ、タンパク分解酵素のプロテアーゼ、脂質分解酵素のリパーゼ、解毒作用のあるオキシダーゼなどの酵素が豊富で、デンプンだけでなく、蛋白質・脂肪の消化を助けるとともに胃腸の働きを整えてくれる効果があります。

ただし、消化酵素は熱に弱いため、大根おろしなど生食に適していて、葉もとの部分は甘みが強いため、サラダやなますなどにも向いています。

一方、辛みの強い先の部分は、辛み成分・アリル化合物が胃液の分泌を高めて消化を促進してくれます。なかでも、大根おろしなど細胞を壊すことにより生成されるアリルイソチオシアネートは、強い抗酸化作用やピロリ菌の生育阻害効果をもっていますが、揮発成分のため調理して短時間で食べることが必要です。

また、大根には抗酸化作用の強いビタミンCも豊富で、肝臓の働きを高める作用もありますが、大根のビタミンCは中心部より表面の皮のほうが約2倍も多く、皮には毛細血管を強化するビタミンPも豊富なことから、なるべく皮はむかずにきれいに洗って皮ごと食べることをおススメします。

さらに見逃せないのが、葉の部分で、ビタミンCも根の部分より多いほか、根には含まれていないカロチンも多く、ビタミンB1・B2、カルシウム、ナトリウム、リン、鉄など栄養豊富ですので、ぜひ根も葉も皮も丸ごと食べたいですね。

ここでは、旬を迎える大根を疲労回復効果のあるリンゴ酢や香り高い漢方の生薬でもある陳皮(ミカンの皮)を使って、甘めのなますにしてみました。

材料(2人分)

大根なます 30kcal

  1. 大根     100g
  2. 人参     15g
  3. 塩      適宜
  4. リンゴ酢   5g
  5. 砂糖     2g
  6. すりごま   適宜
  7. 陳皮(ゆずの皮でもよい) 適宜

作り方

  1. 大根・人参はきれいに洗って。皮ごとせん切りにして塩をまぶす
  2. しんなりしたらしっかり水気をしぼる(この時に塩加減の確認をしておく)
  3. リンゴ酢に砂糖を入れて混ぜておく
  4. 大根と人参を(3)で和える
  5. 器に盛り付けて陳皮とすりごまを飾る