キャベツコロッケ
立春を過ぎて暦の上では春、2月19日は二十四節気の二番目・雨水うすいです。 雨水とは、雪が雨に変わり雪解けが始まるという日で、忍び寄る春の気配に草木が蘇るという意味があります。 とはいえ東日本ではまだ雪が深く、関東・東海地方は、この時期から雪が降り始めることも多いですね。 さて、今回のおいしい主役はキャベツ。 ブロッコリーやカリフラワー・ケールなどと同じアブラナ科の植物で、一年中出回るキャベツですが、これからの春は特においしく、食物繊維やビタミン・ミネラルが豊富です。 なかでも、抗酸化作用のある多量のVit.Cに加え、Vit.UとVit.Kが特徴的で、そもそもキャベツから発見されたビタミンUには、胃粘膜を丈夫にし、胃・十二指腸の潰瘍発生を抑制するはたらきがあります。 また、ビタミンKには、出血を止める血液凝固作用や骨にカルシウムが定着するのを助けるはたらきがあり、骨粗鬆症の予防に効果があります。 ビタミンKが不足すると、骨に十分なカルシウムが取りこめなくなって骨がもろくなり、鼻出血や消化管出血などをおこしやすくなります。 材料
作り方
レシピ提案帯山中央病院 管理栄養士 樋高啓子(糖尿病療養指導士)帯山中央病院 管理栄養士 射場裕美子(病態栄養専門師 NST専門療法士) |