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蒸し海老のハーブオイルソース(4人分)


6月6日は芒種。
稲などの種を撒き始める頃とされ、11日は入梅ですが、田植えを前にした梅雨入り前の貴重な晴れ間がうれしい仲夏です。

今日の美味しい食材は車海老。
15cm以上を車海老、10〜15cmのものをマキ、それ以下をサイマキ(鞘巻)と呼び、小型のサイマキやマキの方が身が柔らかくて味が濃く、美味しいと言われています。

昔から関東では江戸前が最上とされましたが、水温が高いほうが成長が早く、天然物・養殖物とも九州各県の出荷が多くなっています。天然の車海老の旬は6月〜10月で、4月に10cmのサイマキが10月頃には20cmの立派な車海老に育ちます。

エビは高タンパク・低脂肪で、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)も多く含まれ、血中コレステロールを下げて動脈硬化の予防にも効果のあるタウリンも豊富です。また、味覚障害を予防する亜鉛や銅などの微量元素も多く、殻や尾には骨粗鬆症予防や骨の強化作用があるカルシウム、便秘や冷えに効果のあるキチン質が多量に含まれています。

今回は、シンプルに蒸した車海老を香り豊かなハーブオイルで頂ましょう。

材料(4人分)

蒸し海老のハーブオイルソース  137kcal(1人分)

  1. 車海老    8尾
  2. 塩      少々
  3. 酒      適宜

 

ハーブオイル

  1. オリーブオイル 大さじ5
  2. タカノツメ   1本
  3. にんにく    2かけ
  4. 塩       適宜
  5. バジル     8〜10枚

 

作り方

  1. 海老を洗って、背ワタを取る
  2. 海老を並べ、酒をふりかけ塩を全体にふって蒸し器で蒸す
  3. ハーブオイル
    1)タカノツメは半分に切って種を除く、にんにくはスライスまたはみじん切り
      にする
    2)オリーブオイルに塩と1)を入れて火にかけ、香りをうつす
    3)バジルをちぎって加える
  4. ソースを器に盛り、蒸した海老に添える