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じゃが芋のラクレットチーズ焼き(4人分)


5月21日は小満。万物が次第に成長して天地に満ち始める時期とされ、七十二候でも、初候の蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)、次候の紅花栄(べにばなさかう)と、動植物が活動性を高めていきます。

というわけで、今日の美味しい食材は新物野菜の第二弾、ジャガイモ。
世界中で愛されているジャガイモは、アンデスの高地が原産のナス科の野菜で、16世紀にヨーロッパに伝わって世界各地で親しまれるようになり、日本には江戸時代に甲府などで栽培が奨励されていたそうです。

「新じゃが」は、3月頃から鹿児島や長崎など九州産を中心に出回り始め、収穫前線が北上して6月頃まで続きます。
代表的な品種である「男爵」は粘りが少なく、火を加えるとホクホクする反面、荷崩れしやすいため、粉ふきイモやポテトサラダに向いているそう。一方メークインは粘りがあり、おでんや煮物、揚げ物に向いているそうですが、品種改良が進み、「キタアカリ」や「インカのめざめ」など、より美味しいジャガイモが登場しています。

じゃがいもの成分は、ほとんどがでんぷん質ですが、カロリーは同じ量のご飯に比べ1/2程度と以外に低く、ビタミンB群・Cやミネラルが豊富。 特にビタミンCはみかん並みに多く含まれるうえ熱に強いことが特徴で、煮たり焼いたりしても壊れにくく、ガン・高血圧・心筋梗塞などの予防や、美容にも効果的です。

今回は、タンパク質たっぷりのラクレットチーズとともに、おつまみとしてもお勧めできる、オーブン焼きにしてみました。

材料(4人分)

じゃが芋のラクレットチーズ焼き    95kcal(1人分)

  1. ラクレットチーズ   100g
  2. じゃが芋       2個
  3. 黒胡椒        少々

 

作り方

  1. じゃが芋を塩ゆでして、食べやすい大きさに切る
  2. じゃが芋の上にカットしたラクレットチーズをかけ、オーブンで焼く
  3. 好みで黒胡椒をふる