栗入りとり団子の飯蒸し
1月20日は大寒。 大寒といえば、一年で最も寒さの厳しい時季で、酒や味噌・醤油など発酵食品を仕込むと良い品ができるといわれる日ですが、今年は雪害に悩まされている地域も多いようで、心配ですね。 そんな時期、寒さに負けずに体力をつけて風邪を予防するため、体を温めて元気になる食材が欲しい季節・・・というわけで、今回の美味しい食材は、力のつく代表的食材で、「餅」の原料でもある「もち米」です。 普段私たちが「ごはん」として食べている「うるち米」と「もち米」との違いは、その主成分であるデンプンのうち、アミロースが含まれているか、いないかの違いです。うるち米はアミロースが約20%、アミノペクチンは約80%ですが、 もち米はアミノペクチンが100%なのです。 このアミノペクチンが、熱水で澱粉糊を生じるため、もち米はうるち米よりねばりが強いのです。 漢方的には、体を温めて胃腸に優しく元気のでる食材として知られ、病中病後の体力回復、母乳の出をよくするなどの効果があります。 また、冷えからくる下痢、虚弱体質、おねしょの改善などにも良いといわれています。 糖質が主な成分ですが、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維も含み、「おこわ」として主食にすることが多いもち米ですが、今回は簡単で見栄えも良く、おもてなし料理としても使えそうなおかずの一品としてご紹介しましょう。 材料(2〜3人分)栗入りとり団子の飯蒸し 257kcal
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作り方
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