春菊|春菊の白和え
3月6日は啓蟄。 啓蟄とは、土の中で縮こまっていた虫(蟄)が穴を開いて(啓いて)動き出す日のことで、一雨降るごとに気温が上がって日差しも暖かくなり、待ちに待った春が近づいてきます。 そんな春を名前に持つキク科の野菜「春菊」が、今日の主役です。 春菊の原産地は地中海沿岸で、菊に似た葉を持ち黄色い花が春に咲くことから名付けられたといわれ、これまでヨーロッパでは観賞用として栽培されてきましたが、現在では香りを楽しむサラダなど生食されることも増えてきたようです。 春菊は、ほうれん草や小松菜を上回るβカロテンをはじめ、ビタミンB群・Cなどを豊富に含む緑黄色野菜で、ナトリウム(塩分)を排出するカリウムのほか、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄分などのミネラルも豊富です。 また、α−ビネンやテルペン、ベンズアルデヒドなど春菊独特の香り成分は、自律神経系に作用し、胃腸の働きを促進して消化吸収を良くしたり、咳や痰を軽減したりする作用があり、食べる風邪薬とも言われるそうです。 ここでは、お豆腐を使った優しい味で栄養バランスも抜群の白和えとしてご紹介しましょう。 材料(4人分)春菊の白和え 75kcal(1人分)
作り方
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